エゴと自己肯定感
【EGOの塊😃】
昨日の後編でEGOの事
「エゴ」ってほぼ悪い意味で使われる気がしてます。
「エゴイスト」とか「エゴの塊」とか
自分に都合のいい事ばかり優先するようなイメージがあります。
で
その「エゴ」ってどういう意味かと言えばラテン語の「私」です。
「強調された一人称」という事なので「私、私!!」とか「俺、俺!!」って感じでしょうか。
以前、居酒屋の朝礼に参加した事があります。初めて参加した時は、伝説の大将が直接先導してくれました。
そこでみんなで手を上げて日本一宣言をするパートがあります。
「ハイ!ハイ!!」「ハイ!!」
「私は笑顔で日本一になります!!」
「ハイ!ハイ!!」「ハイ!!」
「私は世界一のパパになります!!」
というように全員、日本一、世界一、宇宙一など宣言していきます。
そして「イエーイ!!」
なかなかラテン系😃
そうして「自己肯定感」を高めていきます。
ここで例外なく初めに来るのかまだ一人称
「私は!!」「俺は!!」「僕は!!」
これは「強調された一人称」
ラテン語のエゴです。
エゴ自体に悪い意味ではありません。
自己肯定感を高めたい
エゴは捨てたい
利他
滅私
「えっどれを選べばいいの、、」と思った方はすでにエゴはないので安心です。
「誰に何を言われても私は〇〇する」
自分を押し切る人は勘違いであっても迷う事はありません。
自己肯定感とエゴ
お手洗い🚽トイレ
おにぎり🍙おむすび
その場、その時で使い分けられている言葉も深掘りしてみると面白い発見があります💡
「ラテン系」と聞くと明るくパーッとしたイメージで
「ラテン語」と聞くと硬いイメージがあります。
同じようで違って感じるのは不思議ですね。
世阿弥は晩年、足利義満より同じ場所でも表現を変えるように注意された事を息子に語っています。
——————————-
101ふさわしい言葉遣い
「そもそも和州 長国寺(わしゅう ちょうここくじ)と申すは」
と表現したところ足利義満様よりご注意をいただく。
女の言葉に「長国寺」というのは言葉が硬い印象に聞こえるとのこと。
「大和初瀬(やまとはつせ)の寺」とやわらかい言葉にするのが好ましい。
このようにそのキャラクターにふさわしい言葉というものがある。『申楽談儀』
『超訳 世阿弥』より
——————————————
※画像はAIでつくりました。
最新記事 by 森澤勇司 (全て見る)
- エゴと自己肯定感 - 2025年5月9日
- 包むと強調される事 - 2025年5月8日
- その時しかやりたくならない事 - 2025年5月7日
- 「ご縁」と「ストレス」 - 2025年5月6日
コメントを投稿するにはログインしてください。