遅刻ってなんだ??

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

今日は用事があって新宿へ

 

待ち合わせをしていると
しばしば時間を変更してくれという
メッセージが入ります。

帰ろうかと思ったのですが
人を待たせることもありますし
私自身も約束を反故にしたことがあるので
しばし時間を過ごすことにしました。

そんな時にいつもおさらいするのは
この曲です。

「張良」

始皇帝暗殺に失敗した張良が
下邳かひ に隠れていた時の
物語です。

夢の中に現れる老人と
面会の約束をした張良は
半信半疑で待ち合わせ場所に
向かいます。

そこに待っていた老人 黄石公が
発する言葉がこれです。

「待つかいもなし はや帰れ」

 

優しいのはその後、もう一度
チャンスをもらいます。

もし本気だったら
5日後にもう一度同じ場所に
来いというものでした。

かつては遅刻というものがありません。

遅参です。

内弟子していた時、
よく時間に間に合うように行って
おこられる意味がわからない
時期がありました。

1時間前に行っても

「おそい!」

何か習う時、教えていただく
人の前に行くということは
「受け入れ体制ができてます。」
という1つのサインです。

5日後になり、張良は
正装をして
暗いうちから待っていると
また老人が現れます。

「よきかな、よきかな」

誠の志、本気だと確認した
黄石公から渡される兵法の秘伝書が
太公望の「六韜」だと言われています。

本日は遅刻で信用を失った人に
リベンジのチャンスがあるように
祈念して稽古します。

この記事の著者

森澤勇司

重要無形文化財能楽保持者
20歳から能楽界に入る
43歳で脳梗塞の後
リハビリのため記憶の仕組み、心理学を学び復活
47歳で重要無形文化財「能楽」保持者に選出される。

この著者の最新の記事

コメントはこちら(^^♪

LINE@

友だち追加

「風姿花伝」の教え

おすすめ

ページ上部へ戻る