森澤勇司の記事一覧( 20 )

モノの見方の種類、視点、視野、視座
オンラインサロンでは月に2回か3回『易経』の時間があります。日本の元号の約1割は『易経』由来です。日本文化の土台としても機能している四書五経のひとつです。 昨日はその『易経』の「観」卦を深掘りしました。観光の語源にもなっている卦です。 観察のような観るという種類について語られた部分です。その中に6つの爻がありそれぞれに...
ものの善悪はどう決まるのか【氷室】
朝活での『源氏物語』完読会も順調に進み只今「蜻蛉」に入りました。残すところあと一帖「夢浮橋」のみです。 「蜻蛉」の中で宮中に働く女性たちが氷を割ったり手に持ったりしている場面があります。 小宰相「なかなか、もののあつかひに、いと苦しげなり。たださながら見給へかし」 夏の暑い日に超貴重品の氷がやってきますが、後始末など大...
靖国神社春季例大祭
靖国神社の春季例大祭に参列 今上天皇の勅使が御参向される大祭です。 天皇の勅使は能にも登場します。装束の色が本物の勅使も能舞台で演じる装束も同じ色。 始めたばかりの頃は、能は遠い昔のものに感じてました。 今はまさに今、何百年とかも日本の文化の広さから見れば誤差のように感じるようになりました。 本殿に宮家からの玉串料がお...
観阿弥とキュープラ・ロス
観阿弥とキュープラ・ロス 心理学を学んでいるとき人が死を受け入れる5段階に触れることがありました。実際に自分でも人の死に立ち会ってますからピッタリ御段階にはならないだろうとはあ思ってます。 「卒都婆小町」という作品がこの五段階とつかがっている様に感じたお話です。世阿弥の父 観阿弥 作と伝承がある能です。 この卒都婆小町...
この春ばかりの花見の友【熊野】
この春ばかりの花見の友🌸 4月20日13:00開演「熊野(ゆや)」に出演します。 平家滅亡の時、平家の総指揮をした平宗盛とその愛人 熊野の物語です。 母親が病気だと知らされる熊野 母の看病のために地元に戻りたいと申し出ます。 それを許さない平宗盛。 花見は今年しかできないからと言って車に乗せて花見に出か...
【熊坂】から頭に浮かぶこと
能「熊坂」から頭に浮かんできたことを順番につらつら記録しておきます。 熊坂 大泥棒100人位の盗賊を従えてる人 これは義経が牛若丸と呼ばれていた子どもの頃の話し 大泥棒 熊坂の子孫 熊坂さんにあったことがあります。とある市の市長さんでした。犯罪者も年月経つと自慢になる。これってルパン三世やネズミ小僧次郎吉なんかもそうで...
蟻と星【蟻通】
4月19日11:00より宝生能楽堂にて「蟻通(ありとおし)」勤めます。 蟻通神社の伝説を題材にした世阿弥の作品です。 紀貫之が旅をしていると突然に大雨が降り馬が全く動かなくなってしまいます。 そこに傘をさし松明を持って現れる神職。 「馬で通り過ぎていなら命を取られてましたよ」と告げます。 暗闇の中よくみると鳥居...

曲目目次

あ行 か行 さ行 た行 な/は行 ま/や/ら行
(あ)
藍染川

葵上
阿漕
芦刈
安宅
安達原
敦盛
海士
海人
嵐山
蟻通
淡路

(い)
碇潜

生田敦盛
一角仙人
井筒
岩舟

(う)
鵜飼

浮舟
雨月
右近
歌占
善知鳥
采女

梅枝
雲林院
(え)
江口

江野島

烏帽子折
絵馬
(お)
老松

大江山
鸚鵡小町
大社

小塩
姨捨
大原御幸
小原御幸
女郎花
大蛇
(か)
杜若

景清
花月
柏崎
春日龍神
合浦
葛城
鉄輪
兼平
賀茂
通小町
邯鄲
咸陽宮
(き)
菊慈童

木曾

清経
金札
(く)
草薙
国栖

楠露
九世戸
熊坂
鞍馬天狗
車僧
呉服
黒塚

(け)
現在七面

源氏供養
玄象
絃上
月宮殿

(こ)
恋重荷

項羽
皇帝
高野物狂
小鍛治
小督
小袖曽我
胡蝶

(さ)
西行桜
逆矛

桜川
実盛
三笑

(し)
志賀
七騎落
自然居士
石橋
舎利
俊寛
春栄
俊成忠度
鍾馗
昭君
猩々
正尊
白鬚
代主

(す)
須磨源氏
隅田川
住吉詣

(せ)
西王母
誓願寺
善界
是界
是我意
関寺小町
殺生石
接待
蝉丸
禅師曽我
千手

(そ)
草子洗小町
草紙洗
卒都婆小町
(た)
大会
大典
大般若
大仏供養
大瓶猩々
第六天
當麻
高砂
竹雪
忠信
忠度
龍田
谷行
玉鬘
玉葛
玉井
田村

(ち)
竹生島
張良

(つ)
土蜘蛛
土車
経正
経政
鶴亀
(て)
定家
天鼓

(と)
東岸居士
道成寺
唐船
東方朔
東北
道明寺

木賊
知章

朝長
鳥追船
鳥追
(な)
仲光
難波
奈良詣
(に)
錦木
錦戸
(ぬ)

(ね)
寝覚
(の)
野宮
野守

(は)
白楽天
羽衣
半蔀
橋弁慶
芭蕉
鉢木
花筐
班女

(ひ)
飛雲
檜垣
雲雀山
氷室
百万

(ふ)
富士太鼓
二人静

藤戸
船橋
船弁慶
(ほ)
放下僧
放生川
仏原
(ま)
巻絹
枕慈童
枕慈童(カ
松風
松虫
松山鏡
満仲
(み)
三井寺

通盛
水無月祓
身延
三輪
(む)
六浦
室君
(め)
和布刈
(も)
望月
求塚
紅葉狩
盛久
(や)
屋島
八島
山姥
(ゆ)
夕顔
遊行柳
弓八幡
熊野
湯谷
(よ)
夜討曽我
楊貴妃
養老
吉野静
吉野天人
頼政
弱法師

(ら)

羅生門
(り)
龍虎
輪蔵
(ろ)
籠太鼓