20240324 33週目 214-249 神語かむことという言葉が面白い。秦河勝も登場。不思議な虫の記述もある。急須(あからさま)という言葉も興味深い。この辺りから歴史の教科書での記憶が蘇る。 天皇記、国記、珍宝を焼くと記載されている。この時にあった書物が残っているだけでも奇跡のよう。 孝徳天皇の御代、仏...
森澤勇司WEB日本書紀( 3 )
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20240317 32週目 178-213 前回の彗星から流れ星の記述、天狗という意味が語られる。ちょうど鞍馬山のサナトクマーラの話が出た。音のなる天体はなんだったのか興味深い。 蝦夷との争いもかなりの長期戦。舒明天皇の紀には空にまつわる事件が多い。百済で崩御。 アメリカで発行されている日本書紀の表紙に地図が描かれてい...
142-177 雨での不作から始まる。また僧の殺人事件。新しいことには問題が付き纏ってくる。また異常気象、これも昔からあること、今はニュースなどで何かと騒ぎ過ぎかもしれない。飢饉の際の犯罪。日本人が食べ物を争う犯罪をしないのはある程度食べ物が行き渡っているからに他ならない。かずがすくなければ争うのは兄弟や夫婦の喧嘩など...
106-141 仏教が本格的に広まってゆく。仏舎利も登場。この時の仏舎利はどんなものだったのだろうか。本物ではないと思うがどんないわれで信じただろう。どうもイメージ先行で古代のことは規模を小さく考えてしまう。今思うよりも船や移動距離など国際的な活動が多かったように思う。 そして最近英語版の日本書紀を比較して読んでいる。...
20240218 70−105 度々政権争いが起こる。というよりもこの頃は常にトップ争いだろう。英語版の日本書紀をよんでみる。表紙は朝鮮半島も含まれた地図が書いてある。今思い描く日本と倭政権の範囲は違う。日本という漢字が書いてあるから現在の日本国を思い浮かべると全く勘違いした書物になってしまうものだ。 推古天皇の御代。...
20240211 034→039 040→045 046→051 052→057 058→063 064→069 ただいま『古事記』を並行して読んでいるので神武天皇以来の殺戮紀になってきた。 この辺りは神話の世界に比べると小説のように具体的で細かな描写が続く。 天皇ごとに書いた人のカラーが出るのかあえてそうしているのか...
20240204 334-④33 歴史は戦争の記録があってこそ事実が残るのかと思い始めた。こんなに優位に立った、こんなに酷い目にあった、感情の大きく動くところは歴史にも記録に残りやすい。 「それ勝ちても敗れむことを忘れず、、、云々」は教訓的。ちょうどイチローの自己肯定感は気持ち悪いという話を聞いた。何事も偏ってしまうの...
298−333 ついに仏教伝来。豊秋日本という表現は紀編纂当時の呼び方だろう。梵音も東大寺の声明とイメージが被る。 百済と任那としきりに日本に詣る。というくらい行き来が頻繁になってくる。すでに定期便があるようなイメージ。朝鮮半島の記載が多いとき日本国内はどうなっていたのだろうか。能「江野島」の記載を見るに大地震もあった...