古事記 完読会 感想 11週目
11①白鳥の陵
②倭建命の系譜
③成務天皇
◆仲哀天皇
④后妃と皇子女
⑤天皇崩御と神託
⑥神功皇后の新羅親征
日本武尊陵は3ヶ所ある、歌もほんとにその時できたのかはわからないが長く残っているということは事実。
残そうとした人が作ったとしても思いは入っているように思う。
成務天皇の御代の表記が極端に少ない。
仲哀天皇は何かと遺恨を残している。この立場にいながら神を拒絶するというのはよっぽどのことだ。このあとに国津罪の記載が元の大祓詞よりも詳細になっている。
その後の記述も『日本書紀』に比べるとかなりざっくりとコンパクトな分量になっている。シンプルなので物事の経緯はわかりやすい。
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森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方
1967年東京都生まれ。
テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。
2000番以上の舞台に出演している。
43歳で脳梗塞で入院、
退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。
復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。
著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』
明治天皇生誕150年奉納能、
映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に
能楽師として出演。
2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される
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