「どうしたいか」と効率のよさ
効率よくする事
朝活の始まる前に少し字の練習。
毎日、一文字でも書くようにしているとなんとなしにお手本に近くなってきます。
思い立って1週間前から万年筆から筆ペンに変えてみました。
ボールペンから万年筆に変えた時、力が入ってうまくペンが動かせない。
なんとなく慣れてきたので筆ペンに変えてみると力が入ってうまく動かせない。
なんだか思ったよりも3倍くらい太い字になってしまいます。
特に一喜一憂する事なくしていると、まあまあ思った字の2倍くらいの太さに収まってきました。
そうしてると小鼓の革の組み合わせが頭に浮かんできて組み替えてみる。
そうすると「あっ今書けそう」とピンときて字を書いてみる。
で終わると全く思い出すこともなくその日の予定に集中している。
小学生の頃、宿題の漢字練習を早く終わらせるために、縦線を一気に書いて、横線を一気に書いてとすごいスピードで宿題を終わらせてましたが字は全くうまく書けるようにはなりません。そもそもキレイに書こうという意識は0%。効率よく早く終わらせる方法だけ考えてやってました。
朝、そんなことを思い出してみて効率よくやっても目指す事柄がなければ、ただの作業だなぁと改めて思いました。
The following two tabs change content below.
森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方
1967年東京都生まれ。
テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。
2000番以上の舞台に出演している。
43歳で脳梗塞で入院、
退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。
復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。
著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』
明治天皇生誕150年奉納能、
映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に
能楽師として出演。
2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される
最新記事 by 森澤勇司 (全て見る)
- 「どうしたいか」と効率のよさ - 2025年5月2日
- アリエナイお話「教皇選挙」を見て - 2025年5月1日
- 人間国宝の競演【半蔀】 - 2025年4月30日
- 2025年4月29日「華曄會(かようかい)」 - 2025年4月29日
コメントを投稿するにはログインしてください。