石を焼いた器
石🪨
コロナ禍のclubhouseで仲良くしていただいた二代目石山人さんの展示会に行きました。
石を成形して窯で焼く
今までにない素材の器です。
粉末にするのではなく石を器の形にして窯で焼き、熱く溶岩のようになった石を成形し仕上げるそうです。
石の成分によっても色が違う個性的な器が並びます。
今日の学び、二代目は初代の作った器の幾何学的な面の取り方が人工的で嫌いだったそうです。
弟子入りしてしばらくして原石の採石場に行ってから180度見方が変わったとか。
採石場に行った時、幾何学的に割れている景色を見て、この風景を表現したかったんだと悟ったそうです。
それからは人工的だと思ってた茶器に採石場の風景が見えるようになったそうです。
原点にふれるとわかる事ってありますよね。
見に来ていた方が偶然、拙著の読者でした!!
石山人さんの展示会は下記の日程です。
個性的な器にふれたい方におすすめです。
8月13日-19日まで
銀座三越7階です。
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森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方
1967年東京都生まれ。
テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。
2000番以上の舞台に出演している。
43歳で脳梗塞で入院、
退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。
復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。
著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』
明治天皇生誕150年奉納能、
映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に
能楽師として出演。
2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される
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