『日本書紀』要約講座

要約講座してみようかな

朝活は『続日本紀』聖武天皇、『日本書紀』神代、『聖書』マカバイ記

改めて目次を確認してみるとマカバイ記は旧約聖書外典なので、昨日マラキ書で旧約聖書は読了でした。エズラ書まで読んで新約聖書に入ろうと思います。4月1日から1日15分190日で読了しました。

9月は宴会幹事を公私共に4回しました。そんなことがあってなのか本日読んだマカバイ記の例えが面白かった😃

ヤソンの書という歴史書が読むのには長すぎ暗誦したい人には覚えにくい文体なのか、要約しようと提案される部分です。

朝活のテキストに使っている『日本書紀』も文庫で5巻、要約した講座があってもよいかもなぁとちらっと思いました。

この例えが「他人のための宴会の裏方に徹する苦労のように、、」となっているのも自分へのメッセージのようです。

昨今、日本を語る講演会や神話の解釈本はとんでも論やスピリチュアルに流れすぎていておよそ歴史を学べる物ではありません。

また教科書もその時代の解釈ですから原点とは大幅に情報が偏っています。

そんなこともあり大人になったら解釈ではなく原典を読むのを推奨してます。

それでも「要約」ならありかな、、と思い始めたので『古事記』『日本書紀』加えて『古語拾遺』『先代旧事本紀』『秀真伝』『上紀』など自分で読むのは大変だけど違いや内容を深く知りたい方はご一報ください。

すこし宴会の裏方でイラっとしかけましたが、今朝のマカバイ紀を読んで多くの人を喜びに貢献しようと思い直しました。

それにしてもこれを「労苦」と表現するところが『聖書』らしいですね。

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以上の五巻の事柄を、我々は一巻に要約したい。

それというのもヤソンの書は、物語の展開のみに興味を持つ人には、数字が多すぎ、資料が煩雑すぎると思われるからである。

物語の筋を追ってみたい人を夢中にさせ、暗唱したい人にはそれを容易にさせ、ともかくこの本を手にするすべての人に役立つように努めたい。

⭕️要約を自らに課してみたものの、これは心を削り、身をそぐ仕事であって、容易なことではない。

⭕️ちょうど、他人のために宴会の裏方に徹するときの苦労のように、多くの人を喜ばすためには、進んでこの労苦を我慢もしよう。

事細かな著述は著者ヤソンに譲り、我々は要約を記すことに徹しよう。

マカバイ記 二 書簡
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※画像はテキストに使っている『日本書紀』です

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森澤勇司(もりさわゆうじ) 能楽師小鼓方 1967年東京都生まれ。 テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。 2000番以上の舞台に出演している。 43歳で脳梗塞で入院、 退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。 復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。 著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』 明治天皇生誕150年奉納能、 映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に 能楽師として出演。 2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される

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曲目目次

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(こ)
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皇帝
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胡蝶

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