つながりを見つける楽しみ
つながりを見つける楽しみ
朝活は『続日本紀』『日本書紀』『聖書』clubhouse『日本書紀』
元の書物を読む人が増えるのはいいですね。clubhouseでは毎週日曜日7:00から『日本書紀』を読んでいます。はじめての方はこちらがおすすめです。
神話と天皇の御代は比較できる事件が多いです。その中でも垂仁天皇の記録は神話との共通点が多い部分です。
イザナミ命と狭穂姫
スサノウとホムツワケ
磐長姫と竹野媛
武甕槌神と野見宿禰
などなど随所に同じような物語が展開されます。
『旧約聖書』と『新約聖書』が対応しているのは読めばわかります。
『日本書紀』も神代と天皇の御代は対応させて読むのがおすすめです。
特に神話は抽象的なので、つながりがないと意味不明のお話になってしまいますね。
それにしても六国史全部読もうと思っても入手しにくい。
『日本書紀』『続日本紀』『日本後紀』『続日本後紀』はまだ文庫でも出版されてます。
『日本文徳天皇実録』『日本三代実録』は全集のような分厚い本しか見つかりません。
日本を知ろう、伝統や文化を大切にしようという話はよく聞きます。
せめて国史はどこの本屋さんでも入手できるように読者が増えて欲しいものです。
日本や日本人を語るなら『日本書紀』を持っていないのは意味不明です。
学校で教えないとかGHQ云々の煽り広告もありますが、国史を読むか読まないかは個人の気持ちが大きいように思います。
子どもの時、絵本を自力で読みはじめた時
一文字読んでは次の字の読み方を聞いたり調べたりして読んでました。それに比べたら何倍も簡単に読み進められますよ😃
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神代
皇孫、困りて大山祇神に謂りて曰はく、「吾、次が女子を見す。以て妻とせむと欲ふ」とのたまふ。ここに、大山祇神、乃ち二の女をして、百机飲食を持たしめて奉進る。
時に皇孫、⭕️姉(磐長姫)は醜しと謂して、御さずして罷けたまふ。妹は有国色として引して幸しつ。
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垂仁天皇十五年
秋八月の壬午の朔に、日葉酢媛命を立てて皇后としたまふ。皇后の弟の三の女を以て妃としたまふ。
⭕️唯し竹野媛のみは、形姿醜きに困りて、元土に返しつかわす。
則ちその返しつかはさるることを羞じて葛野にして、自から興より堕ちて死りぬ。
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※画像はAIで生成しました
※10月23日滋賀県で小鼓ワークショップします。
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