占ってはいけない日と時

占ってはいけない日
朝活は『吉田松陰全集』十二巻のうち九巻まで来ました。『史記』読了。『聖書』Levicus
『史記』は『日本書紀』と同様、古代の占いや『易経』に関することも多数収録されています。
その中で占いをしてはいけない日、占っても答えがもらえない時間に興味がわきました。
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『史記』亀策列伝
占いを忌み禁ずる日は、子の日、亥の日、戌の日であって、占いを立てたり亀を殺したりしてはならない。
日の中あるいは食後の日暮れは、亀が明らかに告げない時間であるから、占ってはならない。
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食後の日暮れも文脈からすると19:00から23:00が戌亥。
子は真夜中
亥の日、戌日
なぜか逆に書いてあるのでわかりにくいですが、、
戌亥(いぬ、い)→北西→乾→天
と解釈され天と通じなくなるから答えがもらえないという解釈だそうです。
対して食後日暮れも戌亥ならば天と通じなくなる時間とされていたようです。
時代によりさまざまな解釈がされ、昔いけなかった事がよくなったり、禁止されていた事が解禁されたりします。
現代はカレンダーも変わってしまい、日付も月齢とは無関係になりました。
明治の改暦後の『二十八宿奥義』には年の吉凶を占う時は、新暦、旧暦の日付両方確認しするように注釈が入ってます。
どれがほんとというよりは、この時代はこうと受け入れた方が本は読みやすいですね。
※画像は九十九里浜の日の出です、
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森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方
1967年東京都生まれ。
テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。
2000番以上の舞台に出演している。
43歳で脳梗塞で入院、
退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。
復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。
著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』
明治天皇生誕150年奉納能、
映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に
能楽師として出演。
2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される
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