【長男を弱い子にするお母さんの口ぐせ】金森浦子 著
- 長男を弱い子にするお母さんの口ぐせ (静山社文庫)/金盛 浦子
- ¥630
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毎日1分!朝活読書。
vol.279 2011年6月20日配信
『長男を弱い子にするお母さんの口ぐせ』
金森 浦子 著
静山社文庫
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「お母さんたちのなかには、
ちょっと思い違いをしている方がいらっしゃいます。
なんでも一人でできて、人を頼らない。
それが自立だと勘違いしている方がいます。
何にも頼らず、すべてを自分一人でやるというのは、
自立ではなく”孤立”です。」
セラピスト:金森浦子
▼「依存心と依頼心のちがいとは?」
「長男を育てるのは難しい」
「もっと違う育て方をしていれば、
長男はかわっていたのでは・・」
お母さんからよく聞く言葉だと著者は語っています。
2歳、3歳で色々な事を覚えるのが当たり前な
年代に「天才だ!秀才だ!」ともてはやしたり
「なんでも自分で・・」というような過度な
期待の中で育つ長男は多いと思います。
「あなたのためを思って言っているの」
「こんな子に育てたつもりはない」
「少しは親の身になってよ」
「あなたは強い子だから」
「いうこと聞かないと置いてっちゃうよ」
「男の子なのに」「男の子だから」
など幼稚園の帰りの公園でも
良く聞く言葉の影響が解説されています。
「言ってはいけない」という言葉の制御だけでなく
どういう風に言い換えたらということも
解説されているのでご家庭の方針と合わせて
参考にしてみてはいかがでしょうか。
ぜひ読んでください。
_____
▼編集後記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
うちの近所の書店には今回の本と
6月17日号
『男の子を追いつめるお母さんの口ぐせ』
この2冊だけがワゴンに別になって店頭に
出してあります。
前回、言ってはいけない56個のうち約40個は
言われていたので今回も期待?して本を開きました。
題名としては「お母さんの口ぐせ」ですが
2冊よく読んでみると父親の影響により
母親が発してしまう言葉という考え方も
出来るように感じました。
つまり実行犯は母親であっても
その原因を作っているのは父親である場合も
考えられるのです。
この本で解説されている54の言葉は
親子間だけでなく仕事上の
上下関係でも使ってはいけない言い回しが
多く含まれています。
人間関係を開設したビジネス書と
あわせて自分のバックボーンから
言葉を気にしてみるというのも
良い使い方だと思います。
「依存心と依頼心の違いとは?」
こちらからも一言送ることができます。
【毎日1分!朝活読書。】
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