チベット密教「命がホッとする生き方」
あの習慣の専門家は 多田等観の孫だった
多田等観、ダライラマ13世の薫陶を受けたお坊さんです。チベットでゲシェという最高位の仏教学者です。10年間、集中してチベット密教の秘事秘伝をんだそうです。それは左目を失明してしまうほど激しかったそうです。その仏教学者 多田等観の唯一の後継者で、習慣の専門家佐藤 伝先生がこのたびチベット密教についての本を出版されました。
ダライラマという名前は来たことが多いと思います。ダライラマとは生きた「観世音菩薩」です。観音様なんです!!
輪廻転生は小学校の頃からものすごく興味がありました。「チベット死者の書」も20代の時に読みました。実際にチベットの方々に触れるのはつい3年ほど前のことでした。深く学べば際限の無い仏教の世界です。文庫や新書など一般医も読める書物もありました。それでも読みやすい物ではありませんでした。実際に小さいことから直接教えを受けていた方だからこそかけるエッセンスはチベット仏教に興味のある方の導入としても読みやすいと思います。
そしてこの「命がホッとする生き方」の素晴らしいところはその中でももっとも大切な完全な自己肯定、存在しているだけで価値があると言うメッセージが詰まっている事です。
チベットの輪廻転生はダライラマだけではない
チベット密教は4つの宗派があります。生きた観世音菩薩ダライラマはゲルグ派の長です。ダライラマに代表される観世音菩薩の化身だけではなく、多くの仏弟子の生まれ変わりもいます。一昨年はゲルグ派の学舎に通っていたのでずいぶんリンポチェ様とご縁がありました。
チベット仏教の学び舎では、この経典を一回で一冊全部唱えたり、法要に参加したりしました。五体投地という挨拶も1日やっていたらスポーツジムいらずです。
合掌したまま伸びして、胸に持ってきて床にまっすぐうつ伏せになって手の平を上に掲げるのが一回。挨拶だけでこれを3回とか5回します。はっきり言ってかなり大変です。それだけ信仰が厚いのだと思います。
タイ、チベット、日本、などなどいろいろな国に仏教は広まりました。それでも同じ物とは思えないような見かけの違いがあります。風習も違います。それぞれの土地でよりよく生きるための哲学として独自の発展をしています。
チベットのお経と記念撮影。チベットのお経はこんな文字で書かれています。日本語のふりがなも記載されています。
本の導入は劇画なので臨場感がありますね。
命がホッとする生き方、それは何か、是非お手にとってみてください。
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