人と神と音
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朝活読書 vol.123 2011年1月15日配信
『人と神と音』
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◆《1》今日の一言
◆《2》今日の一冊
◆《3》編集後記
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◆〈1〉今日の一言 #123
「心をうつ?」
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◆〈2〉今日の一冊
『人と神と音』
楽器をフィールドワークする
西岡信雄 著
ミュージックトレード社
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著者 西岡信雄さんは
大阪フィルハーモニー交響楽団
フルート奏者を務めた後、フリーの
演奏者として活躍。楽器に視点をおいた
音楽人類学の研究の他、浜松市楽器博物館名誉館長、大阪音楽大学教授などを勤めています。
世界中の楽器の演奏の様子や生活との
関わり方を集めた一冊です。
日本の琴は言または事に通じGodやガルーダ、
コンドルに通じるという言語学的研究や
龍笛、能管にある蝉のルーツや
弦楽器のfホールなどのこと
利き手と楽器の左右のこと
絵画に描かれた楽器や
和漢朗詠集に従った「君が代」の楽譜
など興味深い記事が満載です。
生活と音楽の密接な関係を知るのに
最適です。
ぜひ読んでください。
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◆〈2〉編集後記
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今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
世界中の楽器をみていると左右どちらでも
演奏できるものと左右が限定されているものが有ります。
ギター、アコーディオン、バイオリン、
琵琶、小鼓など一見違う物ですが、
左手で抑えて右手でリズムをとると
いうところが共通しています。
左利き用の物は別にしてオーケストラの
画像を確認してもこの方法で鳴らしている
楽器は非常に多いように思います。
タテと剣、弓矢も左で抑えて右を
動かします。
国が変わっても心臓を守りたいという人間の
本能なのかもしれませんね。
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人と神と音―楽器をフィールドワークする/西岡 信雄
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