懐かしい日本の言葉
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あなたもできる!朝活読書。
vol.185 2011年3月18日配信
『なつかしい日本の言葉』
http://ameblo.jp/yu-o-mo/
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▼《1》今日の一言
▼《2》今日の一冊
▼《3》編集後記
▼〈1〉今日の一言 #185
「あなたにとって謹慎とは?」
▼〈2〉今日の一冊
『なつかしい日本の言葉』
藤岡 和賀夫 著
宣伝会議
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著者 藤岡和賀夫さんは
<ディスカバージャパン>
<いい日旅立ち>など数々の広告を手掛け
「NPO直伝塾」を創設しました。
絶滅の恐れのある日本の言葉、風景、習慣
を採録するレッドブック運動を提唱しています。
この本に収録されている言葉は
古典ではありません。
仕事で古典にかかわっている自分には
馴染みの無い言葉です。
自分たちの親世代が子どものころに
聞いていたであろうそんな言葉です。
もう一歩踏み込んでみると
自分の祖父母がいまの自分と同じくらいの
年に日常で使っていた言葉が詰まっています。
「きいた風な口をきく」「言わずもがな」
「有体に申しますと」「こなをかける」
白黒映画のセリフのような昭和語が
360紹介されています。
黒柳徹子さん、吉行和子さん、
坂東英二さん、山下洋輔さん、
白石加代子さん、野々村真さんの
日本語に対する思いや東京と京都の
『いろはかるた』
の違いなど読み物も豊富です。
ぜひ読んでください。
▼〈2〉編集後記
今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
「拡散希望」「不謹慎」何とも不思議な
感覚で読んでいます。
だいぶ文字にも慣れてきたので
普通に読めるようになりましたが
自分で使うことはないと思います。
「拡散希望」初めて見たとき正直
言語が汚染されているという
感覚になってしまいました。
拡散
1広がり散る事
2濃度の一様でないものが
一様な濃度分布に近づくこと
理系だった私はどうも2の意味を強く
感じているようです。
原発事故の後に「拡散希望」という
文字を見るのは非常に抵抗が有りました。
謹慎については辞書にもいろいろ意味が
載っていますが個人的には処罰的な
意味を強く感じています。
大切なのは「行動」であって「謹慎」は
無いだろうと思ってしまうのです。
この時期、言葉に「不謹慎」な感覚を
持つことは「不謹慎」な事なのかも
しれませんね。
「まず隗より始めよ」
家族の生活や気持ちを安心させるのは
悪いことではありません。
▼おまけ
アンサンブルモデ
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