中世の婚活【錦木】

【中世の婚活】

今週、勤めた「錦木」

男女の求婚の伝説をテーマにした物語です。

かつて陸奥では

男は女性に想いを伝える際に

30cmくらいの木の枝に

綺麗な錦を巻き錦木を作ります。

それを女性の家の門の前に置く

中に取り入れられていたらOK

そのままだったらNO

そして3年間起き続けても

反応がなければ全部撤去して

土に埋めてしまう。

錦木は朽ち果てても

想いは残っている

男の幽霊が登場します。

何度か読んでいると

女性は比喩かなと思えてきました。

やりたいこと、欲しいもの

技術の習得も3年、1000回

やってみれば何かしらの

成果が出て来るものです。

そのくらい続ける気がないと

初めから無理かもなぁ

運気は根気ですね!

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この記事を書いた人

森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方 1967年東京都生まれ。 テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。 1500番以上の舞台に出演している。 43歳で脳梗塞で入院、 退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。 復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。 著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』 明治天皇生誕150年奉納能、 映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に 能楽師として出演。 2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される