急に記事が増えた最強の情報発信術!
こんにちは。森澤勇司です。
今日は久しぶりに書籍のご紹介をさせていただきます。
これです。
『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』
プロフェッショナルブロガー 立花岳志さんの新刊です。
この本を一言でいうなら「啓発」です。
啓発とは論語が元になった。「気づかずにいるところを教え示し、より高いレベルの認識や理解に導くこと」を意味する言葉です。
「憤せずんば啓せず 悱せずんば発せず」
(『論語』述而編)
もう少し噛み砕いてみると
言いたいことがあるのになかなか言えない。何かしようと思っているのになかなかできない。そんな詰まった感じのある人が開放されて思ったようなことができるのが啓発です。
3月に手に取ってから約3週間、3月63記事+4月33記事合わせて使っていなかったこのドメインをワードプレス仕様で復活させました。そして内容はともかく99記事アップしているので私にとっては十分な実用書になっていてホントの意味での啓発になっています。
まず一番役に立ったのはブログとほんの違いです。2冊めの本の企画やイベントの企画をするときは参加者目線で数多くアイディアを出して一つに絞っていくということをしているので頭のなかには「なんの役に立つもの?」という質問が常に流れています。それなので役に立つ情報発信はいいのだろうと思いますが、どうしても手を動かすよりはノートの上でボツ企画が多くなっていきます。ところがこの本の中で立花さんはブログは自分目線で好きなことを書くということを提唱されています。もちろん上級者になれば人の役に立つことが多くなるのでしょうが、何も進まないなら自分目線でどんどん記録していったほうが練習にもなります。
私の常日頃考えていることも発信しにくかったことが非常に多くあります。
能楽のことについては良いのですが、上演する曲について「こんな見方もできそうだ」というふと思いついた新しい目線。学術検証するようなことでもない些細な気づきなど専門家ゆえに正誤の検証をしてから発信しなければいけない部分もあります。そういうことは学術論文や研究者のブログ、もっと信用できる情報が欲しければ専門書や学会に出るなど方法はあります。
自分自身が最も興味があるのが「能楽の台本にはない周辺情報」物語の日の星の配置はどうなっていたとか、登場人物は何歳なのかとか、干潮だったのか満潮だったのか、月の形は、、などなど周辺情報はプロでもマニアックな話題ですからなかなか強い興味を持っている人は少数派です。こんなことも思いつきの忘備録のような感じで残して置けるのはありがたいことです。
第2章の『「質」より「量」より更新頻度』このひとことだけでも1冊の価値はあります。それはわかっているけど、、、という状態だったらホントの意味での「啓発」が必要です。継続した情報発信したいと強く思っている方におすすめの一冊です。継続した情報発信の質を高めたい方にもおすすめです。
そして最後にこの本の買い方です、、ご購入は近くの本屋さんでお求めくださいね!!
ネット注文ばかりの方は、少し変わったことをして記事一本作ってみましょう。
ご精読ありがとうございました。(^o^)
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