月は牡牛座に宿る
月は牡牛座に宿る
今日も朝から頭が混乱するお話を😵💫
complicated & confidential😈
今日5月27日は旧五月一日(朔)
双子座、何々
日本では不思議な慣習があります。
天空を30度ずつに
12に分けた「宮」をなぜか
「座」と言っています。
それなので今日、「朔(ついたち)」につきがあるのは「牡牛座」
「牡牛座」のある「双児宮」を「ふたご座」とあたかも星座のように呼んでいます。
言葉が同じで違うもの
シュメールやエジプト全盛の頃は、同じ場所にあったのですがじわっとずれて「宮」と「座」はほぼ一コマズレてます。
それなので今日の朔の月は牡牛座と共にあります。
そして朔月🌑の出(東京3:59)と、太陽🌞日の出(東京4:29)は共に早朝
朔の日、月と太陽は同じように運行して日没(18:48)月の入り(19:16)
今日は太陽のちょっと先に月がいます。
朔で月を拝むなら日の出と同じ朝ですね😃
夜は空に月はありません。
そしてこの「宮」は天空を30度ずつ12に区切ってます。
半分の15度にして24に区切ると二十四節気になります。
♉️5月22日-6月21日「双児宮」
太陽の位置は「おうし座」
5月21日-6月5日頃「小満」
6月6日-6月20日頃「芒種」
♋️6月22日-7月23日「巨蟹宮」
太陽の位置は「ふたご座」
6月21日-7月6日頃「夏至」
7月7日-7月22日頃「小暑」
「双児宮」と「おうし座」は、エリアと星座、対象が違うのに同じ「ふたご座」と呼ばれます。
「金牛宮」と「小満」「芒種」は30度か15度+15度が、ほぼ同じなのに違う名前で呼ばれている。
同じなのに違う、違うのに同じ
そして東洋の星座、二十八宿では牡牛座は「昴(すばる)プレアデス星団」と「畢(あめふり)ヒアデス星団」が位置します。
このヒアデス星団をあらわす「畢」は古典の中でけっこうよく使われます。
「畢命(ひつみょう)」は寿命のこと
『風土記』の浦島太郎の原典にも竜宮に「昴」と「畢」の子どもが出てきます。
竜宮、江ノ島の十五童子、おうし座、双児宮、昴、畢、小満、芒種
同じ名前で違うもの、違う名前で同じもの
頭を混乱させる私のミッションは達成できたでしょうか??😃
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