聖典と結婚式のスピーチ
聖典と結婚式のスピーチ
朝活は『日本書紀』清寧天皇、『聖書』士師記
士師記はヨシュア記に引き続き民衆の裏切りと民族浄化とも思える侵略が描かれる。
『日本書紀』も王位争い、権力範囲の拡大、蝦夷・土蜘蛛と呼んでいる反抗する民族を武力制圧する記録が続く。
ちょうどアメリカ建国以前に先住民と抗争があったような争いの記録が記載されています。
正直なところ『日本書紀』も『聖書』も初めて読んだ時は気分が悪くなることしばしばでした。なにしろ殺戮シーンが多い。例えていうなら『北斗の拳』という感じでしょうか。
映画や解釈本はやはり方向性がありますね。平和をテーマにすればそこだけ集められるわけですし、功績だけ集めることも、悪いところだけ集めることもできる。最近はなんでもソフトな言い回しになっている。戦争の傷ましさが『アンパンマン』くらいにソフトな表現になっている。
そんな事を思っていたら結婚式のスピーチが頭に浮かんできました。
朝まで飲み歩いててよく二日酔いだったよなぁという人も
「ご友人との友情を何よりも優先され相談されたことには徹夜でお付き合いされることもありました。決して自分から見放したりしない人情と人望にあふれた方です」
腰も目も座ってクダ巻いて議論好きですとは言われることはありません。
その点、原文はそうした忖度がないので安心できます。空気読みつつ意見を合わせることもなく「そう書いてある」ただそれだけ。
とはいえ、結婚式のスピーチほどではないにしろほめちぎれるのも才能です。そういう人に私はなりたい、、と少しは思ってます😃
※画像はAIで生成しました。先住民とかネイティブのような単語はけっこうはじかれるんです。白人優位の画像はAIがNGがでました。複数で試せばできるかもしれませんが今日のイメージはこれにしました。
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