大量のゴミと転売の利益
REGALのillegal
朝活の後、靖国神社関連の資料を見ていました。
明治にできた事と戦後の事はなんだか史実とは違う事を創作しているお話も多いですね。歴史も人気講演家を教祖とした信仰宗教の感じですね。信仰は自由です。
そんな靖国神社の参道には大村益次郎の像が建立されています。
戊辰戦争の司令官を務め軍隊の近代化(西洋化?)に尽力した偉人です。
その記述を見ていると西村勝三という文字が目に入りました。
明治まで使われた暦を作った渋川春海の墓参りをした時にひときわ大きな墓石がありました。それが西村家の墓石でした。後のREGALの創業者です。20代の頃はREGALだいぶはいていたので「お世話になりました」と拝んできました。
その記憶が戻ってきて改めて資料を見てみると大村益次郎と西村勝三の靴の売買の記述がありました。
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維新直後の靴徳川幕府にて、兵士の調練に用ひさするつもりにて、外国へ多数の靴を注文したりしが、維新戦乱のさいにその荷着到し、新政府に引き継がれて、空しく横浜運上所の倉庫に積みおかれたりし。
⭕️大村益次郎、軍隊に靴を用ひる必要を感じ、これを当時の御用商人西村勝三に諮りたり。
西村は運上所内に空しく堆積しあるを、ときの判事中井弘に聞き知りをりたりしかば、中井に乞ひて一足一円づつにて払ひ下げを受け、これを大村に一円半づつに転売し、その間に数万円の利益をみたり。
当時この靴を伝習靴と呼びをりたりしといふ。しかるにその靴は、みな外人の足の型に出来をりたりければ甲低く、せめて一足もわが兵卒の足に合はず、ことごとく廃物とせりき。
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明治初期の1円はどのくらいかは諸説ありますが警察官の初任給が6円くらい、草履は20銭前後です。
それからすると1円→3万円としてみると
「数万円の利益をみたり」
現在の金額にしてもこの靴の転売で数億円単位の利益がでた!!
しかも全部ゴミ!!
なかなかのインパクトです。
現代なら政治系のYouTuberが題材にするかもしれないですね。
この後、「国民皆兵」の発想から徴兵制度が始まり1万人だった陸軍は3万人以上の規模に急成長します。
靴の製造は西村勝三さんが担当者です。
軍事産業というと兵器ばかりに目が行きますが、生活にまつわるもの全て関わっているのだと改めて認識できました。
※画像は東京名所図会の招魂社の競馬場
現在の靖国神社参道です。
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