日本の正史読んだ事ありますか?

日本の正史読んだことありますか?

朝活は『続日本紀』『聖書』ホセア書を読む。

『古事記』と『日本書紀』はどちらが本当なのと聞かれる事があります。

どちらも資料ですからこれだけではほんとかどうかは主観でしかありません。これを言い切る人がいるとしたらその時点で都市伝説です。

現代のさまざまな事件も聞き取り調査だけで犯人が特定されてしまったらこんな恐ろしい事はありません。

日本を大切にしようと言う話をする人が増えてきました。伝統や文化を後世にと言うのも加わるとほんともっともそうです。

公式記録『日本書紀』読んだ事がない
雅楽、能楽、曲名は一曲も言えない
見たこともない

『古事記』をもとにしたYouTubeとか都市伝説本や講演が日本の神話と信じている人も、、

こんな人が「愛国心」と言ったところで聞いている側はなんともしらけた対応になりそうなところですが、、これがけっこう人気です。都市伝説的な要素が好きな人は多いですね。私の中では「愛国心を語る人=都市伝説好き」と言う構図が確立されつつあります。

そんなエンタメ的面白さとは真逆に『日本書紀』や『続日本紀』を読んでいます。

『日本書紀』『日本紀』どちらの学説もありますが『続日本紀』も続「日本紀」ですし紫式部日記にも『日本紀』の名称で記載があります。子どもの頃から『日本書紀』と聞いているので初めは抵抗がありました。いまは『日本紀』の方が抵抗がありません。

この時に問題になっているのは公式文書に署名捺印がない??

これでは適当に作った命令文も本物かどうか見分けもつかない。

現在、東京都の会計処理ご問題になっています。これ以前、1500年前から国司の税金中間搾取に関する規則はたびたびつくられている。

『日本紀』が完成された日にも予算の書類には公式な印を押しましょうと言う申し出が認められています。

通常の会社で数字だけ書いた紙を持っていって経費を支払ってもらえるのだろうか、、

今は公務員というと夢のない職業に思われていますが、少し前まで役人は天上界の職業です。

2025年小学生がなりたい職業に「公務員」が入ってきている記事を見ました。

健全な意味なのか楽して稼げる系に思っているのか、30年後の役所はにどんな人が働いているのかな。

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養老四年(720)五月二十一日
太政官が次のように奏上した。
諸官司から諸国に伝達する些細なことがらの類は、⭕️現行のように白紙に無印のままで下知することは、道理において好ましくはありません。

しかし更に天皇の印を申請することは、天皇のご判断を順わすことになるでしょう。

よって今後は、文武百官が諸国に下す待(命令文書)は、大事以外の場合は、逃亡した衛士・仕丁の代替者の指名、年料(一年間に諸官司が必要とする物資)の督促、残物の転用、あわせて兵衛・采女などを資養するための物資、などといった類のことについては、太政官の公印を押させることを要望します。この奏上を許可された。基準とする尺度の見本を諸国に頒布した。

⭕️これより先に一品の舎人親王は、勅をうけて日本紀の編纂に従っていたが、この度それが完成し、紀(編年体の記録)三十巻と系図一巻を奏上した。

※画像はAIで生成しました

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森澤勇司(もりさわゆうじ) 能楽師小鼓方 1967年東京都生まれ。 テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。 2000番以上の舞台に出演している。 43歳で脳梗塞で入院、 退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。 復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。 著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』 明治天皇生誕150年奉納能、 映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に 能楽師として出演。 2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される

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曲目目次

あ行 か行 さ行 た行 な/は行 ま/や/ら行
(あ)
藍染川

葵上
阿漕
芦刈
安宅
安達原
敦盛
海士
海人
嵐山
蟻通
淡路

(い)
碇潜

生田敦盛
一角仙人
井筒
岩舟

(う)
鵜飼

浮舟
雨月
右近
歌占
善知鳥
采女

梅枝
雲林院
(え)
江口

江野島

烏帽子折
絵馬
(お)
老松

大江山
鸚鵡小町
大社

小塩
姨捨
大原御幸
小原御幸
女郎花
大蛇
(か)
杜若

景清
花月
柏崎
春日龍神
合浦
葛城
鉄輪
兼平
賀茂
通小町
邯鄲
咸陽宮
(き)
菊慈童

木曾

清経
金札
(く)
草薙
国栖

楠露
九世戸
熊坂
鞍馬天狗
車僧
呉服
黒塚

(け)
現在七面

源氏供養
玄象
絃上
月宮殿

(こ)
恋重荷

項羽
皇帝
高野物狂
小鍛治
小督
小袖曽我
胡蝶

(さ)
西行桜
逆矛

桜川
実盛
三笑

(し)
志賀
七騎落
自然居士
石橋
舎利
俊寛
春栄
俊成忠度
鍾馗
昭君
猩々
正尊
白鬚
代主

(す)
須磨源氏
隅田川
住吉詣

(せ)
西王母
誓願寺
善界
是界
是我意
関寺小町
殺生石
接待
蝉丸
禅師曽我
千手

(そ)
草子洗小町
草紙洗
卒都婆小町
(た)
大会
大典
大般若
大仏供養
大瓶猩々
第六天
當麻
高砂
竹雪
忠信
忠度
龍田
谷行
玉鬘
玉葛
玉井
田村

(ち)
竹生島
張良

(つ)
土蜘蛛
土車
経正
経政
鶴亀
(て)
定家
天鼓

(と)
東岸居士
道成寺
唐船
東方朔
東北
道明寺

木賊
知章

朝長
鳥追船
鳥追
(な)
仲光
難波
奈良詣
(に)
錦木
錦戸
(ぬ)

(ね)
寝覚
(の)
野宮
野守

(は)
白楽天
羽衣
半蔀
橋弁慶
芭蕉
鉢木
花筐
班女

(ひ)
飛雲
檜垣
雲雀山
氷室
百万

(ふ)
富士太鼓
二人静

藤戸
船橋
船弁慶
(ほ)
放下僧
放生川
仏原
(ま)
巻絹
枕慈童
枕慈童(カ
松風
松虫
松山鏡
満仲
(み)
三井寺

通盛
水無月祓
身延
三輪
(む)
六浦
室君
(め)
和布刈
(も)
望月
求塚
紅葉狩
盛久
(や)
屋島
八島
山姥
(ゆ)
夕顔
遊行柳
弓八幡
熊野
湯谷
(よ)
夜討曽我
楊貴妃
養老
吉野静
吉野天人
頼政
弱法師

(ら)

羅生門
(り)
龍虎
輪蔵
(ろ)
籠太鼓