【男の子を追いつめるお母さんの口ぐせ】金森浦子 著
- 男の子を追いつめるお母さんの口ぐせ (静山社文庫)/金盛 浦子
- ¥630
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毎日1分!朝活読書。
vol.276 2011年6月17日配信
『男の子を追いつめるお母さんの口ぐせ』
金森 浦子 著
静山社文庫
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「口ぐせって、それを言ったら息子が傷つくと
わかっているんですね。わかっているのに、また、
つい出てしまう。言われる方も、言っている方も
いいことはないのに、なかなかなくならない。」
セラピスト:金森浦子
▼「あなたの口ぐせは?」
本を開いたとたんに、まず驚きました。
ほぼ言われたことのある言葉や
言い回しが並んでいました。
1~56までの言ってはいけない言葉が
解説されているのですが、
ざっと見ただけでも40個は言われ続けてきた
言葉でした。
「産むんじゃなかった」「勝手にしなさい」
「口答えするな」「我慢しなさい」
日々、マイナス語のシャワーを浴びて育って
しまった方は、母親のためにも
この本を読んで自分で言葉を書き換えていく
という目的にも使えます。
実際に男の子がいるお母さんには直面してから
悩むより事前にこういうことが起きてくるんだな
という心の準備としても良いと思います。
どういいかえればよいか、
どういう気持ちで接するか
などテクニックではない心の部分から
解説が有るのでつい言ってしまった後も
フォローすることが出来ると思います。
ぜひ読んでください。
_____
▼編集後記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
本屋さんに平積みになっていたので
手に取りました。
テストで良い点をとっても
「なぜ、前回はダメだったのか」
詰問され答えられなかったことを
思い出しました。
過去は変えられないですからね。
これは言い換えれば
母親自身が「なぜ、前回は面倒見てあげられなかったのか」
という無力感やいら立ちを言葉に出しただけの事で
発した本人が傷つくだけのような気がします。
子どもを理想の子どもにしたかったら
自分が理想のお母さんになれば簡単です。
「一生懸命なにかしているお母さんのためなら何でもしよう」
と思われるようなお母さんになれば
子どもを怒るストレスは激減するのではないでしょうか。
父親も含めて子も親もお互い様ですよね。
子がいなかったら親でもないわけですから、、
言葉で人を傷つけるのは、
たやすいことですが
動かすというのは言葉よりも行動を見せるのが
一番よいのではないかと思います。
「あなたの口ぐせは?」
こちらからも一言送ることができます。
【毎日1分!朝活読書。】
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