阿彌陀佛、阿弥陀如来の曲は数多くありますが、 「清経」を稽古することにしました。 8月15日は終戦でもあります。 大東亜戦争のことが話題になり取り沙汰されますが、 それ以前の数々の戦争のことは風化してしまって話題にもなりません。 勝者がいれば敗者がいる。 能楽の曲は多くが敗者を描いたものです。 勝者にも敗者にも区別なく...
理想の能楽生活 Ideal Noh Life能の曲( 9 )
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毎月14日は普賢菩薩さまのご縁日ということで「江口」を稽古します。 個人的な習慣なので能楽の世界の決まりではありません。 全国を旅している僧が都から天王寺に向かう途中に立ち寄るのが江口の遊女宿です。 「まだ夜深きに旅立ちて、淀の川舟行く末は」 道中を謡うので舟での移動だったのでしょうか。 実際歩くと10時間ですが舟なら...
一の鳥居に到着 ご祈祷所と書かれた建物 さまざまな経緯の末、大神神社から分離した宗教団体とのことです。 どんどん進みます。 「三輪」駅 単線のようです。 このの隣に能楽堂が建設されるそうですが、 この線路を横断するときにはまだ知らなかったので よく見ないまま通り過ぎてしまいました。 さて大神神社 二の鳥居につきました。...
能「三輪」の舞台はもちろん奈良の三輪山です。 三輪山といえばこの大鳥居! と思っていたのですが、これは昭和61年に天皇陛下をお迎えするためにできたものだそうです。 では本当の一の鳥居は、、
能に登場する神様や仏様、高僧などのご縁日をカレンダーでわかるようにしました。 本日8月13日は日蓮上人のご縁日ということで 「鵜飼」を稽古します。 台本の中で日蓮上人とは語られていませんが、 ワキの僧は日蓮上人という説があります。 カレンダーには随時情報追加します。
狂言に比べて能には食べものがあまり登場しません。 その中でも浄見原天皇が、地元の老人に大友皇子の 追手から救われる能「国栖」に蓴菜の羹というものが登場します。 蓴菜の羹は美味でした。
かなりマニアックに能の詞章を易の視点で見てみました。 古典の文章というのは一つの視点だけではなく 表面的な表現、裏にある意味などどれが正解というよりも 多様な視点で楽しめるところが魅力です。 ですから正誤の議論で一つに決めようとするのは、かなり無理があります。 明らかに違うとすると、解釈の違いではなく もともと持ってい...
安産祈願で有名な水天宮の御祭神をご存知でしょうか。 古事記で一番初めに登用する神様、天之御中主之神です。 安徳天皇、その母 建礼門院、その母で平清盛の正妻 二位の尼が祀られています。 能楽「大原御幸」では大原の寂光院にいる建礼門院を後白河法皇が御幸する物語が展開されます。 総本宮はこちら 総本宮の御祭神は天之御中主之神...