そこに日本人がいた!
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朝活読書 vol.136 2011年1月28日配信
『そこに日本人がいた!』
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◆《1》今日の一言
◆《2》今日の一冊
◆《3》編集後記
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◆〈1〉今日の一言 #136
「のぼっていいのか?」
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◆〈2〉今日の一冊
『そこに日本人がいた!』
海を渡ったご先祖様たち
新潮文庫
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著者 熊田忠雄さんは1948年生まれ、
民間放送局の報道記者、取締役を
歴任され退社後も執筆活動を続けています。
南アフリカ、ニューカレドニア、
エジプトその他、世界各国に
初めて渡った日本人を紹介した一冊です。
スペインにおおい「ハポン」姓の方々と
家康時代の支倉使節団の関係
約180人に構成された団員のうち
帰国したのは20名ほどだったそうです。
ポルトガルに奴隷として売られていた人々
ニューカレドニアに移住した600人
など22か国のお話が収録されています。
表紙にもなっている遣欧使節団は
インパクトが有ります。
勘定奉行兼外国奉行
竹内下野守保徳を団長とした三十余名
団員の一人は初めて乗った蒸気機関車の
感想を書き残しています。
「車行 駿足飛鳥より疾し」
福沢諭吉も同行しています。
ぜひ読んでください。
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◆〈2〉編集後記
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今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
スフィンクスの前で撮った記念写真には
みな羽織袴の着物姿で写真を撮っています。
船旅の長い道中で洋服は着なかったのでしょうか。
いまだったらスーツで記念撮影という
感じでしょうか。
海外に渡った日本人は奴隷だとしても
住んでいた記録が有るそうですが
日本に来た外国人はどうなのでしょうか。
赤鬼、青鬼、天狗、カラス天狗など
体の大きさや色の違う人々ではなかったかと
思います。
漂流した外国人も日本に流れ着く
ことが有ったと思います。
髪の毛も髭も伸び放題の大きな外国人を
見たら驚いて鬼だと思う事が有ったのでは
ないかと思います。
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そこに日本人がいた!―海を渡ったご先祖様たち (新潮文庫)/熊田 忠雄
¥660
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