読書について
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あなたもできる!朝活読書。
vol.256 2011年5月28日配信
『読書について』
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▼《1》今日の一言
▼《2》今日の一冊
▼《3》編集後記
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▼〈1〉今日の一言 #256
「あなたにとって考えるとは?」
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▼〈2〉今日の一冊
『読書について』
ショウペンハウエル 著
赤坂桃子 訳
PHP出版社
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著者 ドイツの哲学者ショウペンハウエルさん
(1788~1860)が読書ついてかたった一冊です。
読書についての逆説的な言い回しによって
本を読むときに注意する点を説いています。
「自分の考えを持ちたくなかったら
一分でも空き時間が出来たら本を読む事だ。」
また
読めば読むほど黒板に重ね書きしたように
精神に痕跡をとどめなくなる。
本よりも世界をよめという
古典的読書ガイドです。
●この本を一言でいうと
「頑固オヤジ」です。
●おすすめのポイント
この本の中で著者はこう語っています。
「紙に書かれた思考は砂浜を散歩する人の
足跡に似ている。
その人が何を見たのか知りたければ
自分で歩き自分の目で確認しなければならない。」
本を全く読まない方にも考える事に
意識を向けられるような内容です。
知識だけで考えない者に対するシグナルや
知識がないと空模様などの会話に
頼るしかなくなるが、会話のできない人間は
知識を補わなくてはいけない。
一番近くに読んだ本に影響されやすい方には
おすすめの一冊です。
ぜひ読んでください。
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▼〈2〉編集後記
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今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
本を読む事には哲学者それぞれの意見が有って
面白いですね。
考えたことの確認としての読書や
読まない技術については具体的な
方法が語られていました。
「あなたにとって考えるとは?」
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