謡の覚え方(その2)

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森澤勇司です。

稽古場でも謡をなかなか覚えられない、、

そんなお悩みを多く聞きますので

私が実際にしていた覚え方を

随時ご紹介していきます。

 

実際に渡しは20歳から能楽界に入ったので

その時点では記憶量0からのスタートです。

 

そのうえ43歳で脳疾患をしてしまったときには

覚えられているという自信も実感もないままでした。

これは舞台を務める上では恐怖心ばかりが増幅されるものです。

そので確実な裏付けをもてるように

稽古方法、記憶の方法をかえました。

 

とうぜんスパッとすぐ覚えられる人もいますので

うまく行ったやり方がある方は複合的にしていただけると

効果が倍増するでしょう。

 

その1では一行だけ完璧に覚えるということを

提案させていただきました。

 

この方法は

漠然と全体を見渡すよりも

早く正確にインプットすることができました。

ただしこの時点では1行だけです。

 

ここが重要なところです。

「一行覚える」という目標を立て

「一行覚えた」という達成感と自信を

なんども自分に刻み込んでいきます。

 

何故かと言うと常に覚えるのは

1行しかないからです。

 

最後の句を覚えても

途中の句を覚えても

1行です。

1行の集積が全体を作っています。

「達成できる目標設定を確実に短時間で達成する」

これができるという精神状態を

作っていくのが第二段階になります。

 

 

この記事の著者

森澤勇司

重要無形文化財能楽保持者
20歳から能楽界に入る
43歳で脳梗塞の後
リハビリのため記憶の仕組み、心理学を学び復活
47歳で重要無形文化財「能楽」保持者に選出される。

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