能楽博物館WEB日々是好日( 12 )

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舞台には自己肯定は必要か役に立つのか考えてみる
人前に出ることの多い私にも自己肯定感は役に立つのか 能楽師 森澤勇司です。 今回のテーマは「自己肯定感」です。能楽師ですから舞台で人前に出ることは多い方だと思います。 最近よく耳にする「自己肯定感」ということについて興味がでてきたので本を読み始めています。すべての本をんではいないのですが10冊ほど自己肯定感に関する本を...
本棚の真ん中には法華経と聖書と禅とバガットギータ
在宅時間が長くなって本が散らかってきたのでよく読むものだけ移動させました。きっちりはやめてゆったり眼の本棚にします。真ん中の段には法華経を置きました。読みやすくなっていい感じです。 法華経はやはり植木雅俊先生訳のものがおすすめです。 法華経(上)posted with ヨメレバ植木雅俊 岩波書店 2008年03月 楽天...
緩やかに流れている川の波鳩の集まり数えて歩く
ここのところ河原を歩くのが日課になってきました。毎日同じ鳥が集まっているように思っていましたがまいにち集まっている鳥が違います。カモメ、ヒヨドリ、カラス、時には鴨もいます。今日は鳩が集まっていました。かつて将棋の名人 升田幸三先生は飛んでいる鳥を一目見ただけで何羽か言い当てられたといいます。私もフォレストガンプのような...
日本書紀完読に向けて16週百舌鳥と鹿耳から出て飛んでゆく【日本書紀16】
16  0420 268→273 274→279 280→285 286→291 292→297 298→303  ちょうど6月に舞台の予定されている「氷室」の話が出てきた。能は亀山天皇の時代の話なので氷に対する奇徳に対する畏怖の念を感じる。飛騨国の宿禰は山の上で出会うカエルの寓話を思い出した。この怪物のようなたとえは...
コロナ禍で自粛の朝は太陽の光の影を眺めて思う
https://youtu.be/sAVcKnz-8EA 自粛以前はほとんど行ったことの無い河原ですが、ここのところ毎朝来ています。人もさほどいないですし5キロくらい歩けるのでちょうど良い運動です。 今日は橋にうつる光が幻想的でした。 舟が通り過ぎると波紋が出来ます。ゆっくりしているのにだいぶ長い距離で長い時間余韻が残...
漢詩みて思い出すのは破れ葉の芭蕉の精の霜の袴
■酬周參軍詩日暮憂人起,倚戶悵無懽。水傳洞庭遠,風送雁門寒。江南霜雪重,相如衣服單。沈雲隱喬樹,細雨滅層巒。且當對樽酒,朱絃永夜彈。 芭蕉posted with ヨメレバ観世左近(24世) 檜書店 2017年06月 楽天ブックスAmazon https://nohgaku.com/?p=9447
哲学と北鎌倉の東慶寺苔むす梅に柔らかな空
気が向いて北鎌倉の東慶寺に行ってきました。「法華経」を翻訳された植木雅俊先生の後著書の中に中村元先生の記述が記憶に残っていました。梅がきれいなお寺です。かつては女性の駆け込み寺だったとか。この梅の柔らかい景色は多くの逃げてきた人をホッとさせてきたのでしょう。 墓地には、岩波書店の創業者、出光家、能楽研究の野上豊一郎ご夫...

曲目目次

あ行 か行 さ行 た行 な/は行 ま/や/ら行
(あ)
藍染川

葵上
阿漕
芦刈
安宅
安達原
敦盛
海士
海人
嵐山
蟻通
淡路

(い)
碇潜

生田敦盛
一角仙人
井筒
岩舟

(う)
鵜飼

浮舟
雨月
右近
歌占
善知鳥
采女

梅枝
雲林院
(え)
江口

江野島

烏帽子折
絵馬
(お)
老松

大江山
鸚鵡小町
大社

小塩
姨捨
大原御幸
小原御幸
女郎花
大蛇
(か)
杜若

景清
花月
柏崎
春日龍神
合浦
葛城
鉄輪
兼平
賀茂
通小町
邯鄲
咸陽宮
(き)
菊慈童

木曾

清経
金札
(く)
草薙
国栖

楠露
九世戸
熊坂
鞍馬天狗
車僧
呉服
黒塚

(け)
現在七面

源氏供養
玄象
絃上
月宮殿

(こ)
恋重荷

項羽
皇帝
高野物狂
小鍛治
小督
小袖曽我
胡蝶

(さ)
西行桜
逆矛

桜川
実盛
三笑

(し)
志賀
七騎落
自然居士
石橋
舎利
俊寛
春栄
俊成忠度
鍾馗
昭君
猩々
正尊
白鬚
代主

(す)
須磨源氏
隅田川
住吉詣

(せ)
西王母
誓願寺
善界
是界
是我意
関寺小町
殺生石
接待
蝉丸
禅師曽我
千手

(そ)
草子洗小町
草紙洗
卒都婆小町
(た)
大会
大典
大般若
大仏供養
大瓶猩々
第六天
當麻
高砂
竹雪
忠信
忠度
龍田
谷行
玉鬘
玉葛
玉井
田村

(ち)
竹生島
張良

(つ)
土蜘蛛
土車
経正
経政
鶴亀
(て)
定家
天鼓

(と)
東岸居士
道成寺
唐船
東方朔
東北
道明寺

木賊
知章

朝長
鳥追船
鳥追
(な)
仲光
難波
奈良詣
(に)
錦木
錦戸
(ぬ)

(ね)
寝覚
(の)
野宮
野守

(は)
白楽天
羽衣
半蔀
橋弁慶
芭蕉
鉢木
花筐
班女

(ひ)
飛雲
檜垣
雲雀山
氷室
百万

(ふ)
富士太鼓
二人静

藤戸
船橋
船弁慶
(ほ)
放下僧
放生川
仏原
(ま)
巻絹
枕慈童
枕慈童(カ
松風
松虫
松山鏡
満仲
(み)
三井寺

通盛
水無月祓
身延
三輪
(む)
六浦
室君
(め)
和布刈
(も)
望月
求塚
紅葉狩
盛久
(や)
屋島
八島
山姥
(ゆ)
夕顔
遊行柳
弓八幡
熊野
湯谷
(よ)
夜討曽我
楊貴妃
養老
吉野静
吉野天人
頼政
弱法師

(ら)

羅生門
(り)
龍虎
輪蔵
(ろ)
籠太鼓