同じだけど違う曲 違うけど同じ曲 頭が混乱するお話シリーズです。 来年1月31日国立能楽堂で「妻戸(つまど)」をはじめて勤めます。 依頼を受けるときに台本と小鼓の手組みがあるか確認します。 「妻戸」は金剛流の能です。宝生流の「来殿(らいでん)」とほぼ同じ内容です。 そして観世流には「雷電(らいでん)」という能があります...
能の曲( 4 )
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【白石蔵王】2026年3月15日ちょっと先ですが碧水園能楽堂に出演します。東北方面の方ぜひご予定お願いします🤲
3600分の1 7月21日りゅうとぴあ能楽堂 本日は新潟で「船弁慶(ふなべんけい)」です。 能楽の舞台はゲネプロという通し稽古がありません。 主要な部分だけ実際に舞台でして確認したり修正、調整する「申合せ(もうしあわせ)」がある時は一回。 「道成寺」や老女物と言われる特別な曲で何度か稽古することはあります。 出入りや装...
今日の朝活は『源氏物語』柏木、『日本書紀』応神天皇、『聖書』ヨシュア記 「日本」という単語は不思議な単語です。 『日本書紀』は「日本(耶摩騰)」 「ひのもと」「にほん」「にっぽん」など前後の文脈で読み方が変わります。 能「白楽天」の中で中国から来た「白楽天」と日本の漁師の会話ではこの発音を使い分けている場...
本日の朝活は『源氏物語』若菜、『日本書紀』神功皇后、『聖書』申命記が読了。明日からヨシュア記です。 昨日も今日も雨だな〜と思っていると「雨」を何に例えるのか『聖書』と能「定家」の共通するところが浮かんできました。 主の教え、仏の功徳が雨となって降り注ぐ例えです。 ーーーーーーーーー 『聖書』 申命記 32:1-2 天よ...
今日はぬる湯で有名な畑毛温泉「誠山」さんにうかがいました。 「ぬるいですよ〜」と聞いていてイメージがつきませんでしたが、、 行ってみて「あ〜こう言うことか〜」とはじめてわかりました。 帰り際、玄関に安置された「翁」の人形を発見。 「翁」は毎年、各団体の初会で上演されるおめでたい曲です。 ————- とうとうたらりたらり...
日本人の季節感 朝は『万葉集』のお話がちらっとあったので現在のカレンダーになる前の年中行事を並べてみました。 月齢で決まる暦、太陽暦で決まる暦、複合型で決まる暦が交錯しています。季節はおおよその目安です。 月齢で決まる五節句は明治時代に廃止され、日付優先で民間行事として残りました。それなので季節感はだいぶ違います。 『...
3月29日から始めた100日チャレンジが99日め 九十九は小野小町と深草少将の百夜通いが頭に浮かんできます。 九十九は九十九髪(つくもがみ)にも通じています。 「百」から「一」をとって「白」 白髪、から歳をとった人や母親を意味する言葉で使います。 老婆、おばあちゃん、ママ、九十九髪 呼び方が変わるとだいぶ印象が変わりま...













