漢字廃止論の実現
漢字廃止論の実現
選挙のせいもあってか日本の精神や国民性の話を見聞きするようになりました。
勤勉で真面目という話が多いですが、自分を見ているととてもそうは思えません。
そうありたいという願望なのかもしれないですね。
そして漢字廃止論や文字数の制限🚫
明治政府やGHQなどさまざまな要因はあるものの江戸末期から明治にかけて提唱されていた文字の削減は現実化されているなぁと今日あらためて感じました。
明治時代、漢字廃止論を提唱したのは郵政の父、1円切手にも描かれている前島密(ひそか)さんです。
人の名前のことをあれこれ言うのはよくないですが、立場と名前がやけにぴったりな感じがします。
手紙の中身は勝手に見ないですから、、
「切手」「郵便」とい単語も前島密さんが作ったと言われています。
漢字が完全廃止になるとけっこう不便です。
先日、clubhouseを聴いていました。
コメントの書き込みが読まれた時「履」とか「博」は「黒くて読めない」と言う話が出ました。
そうするとできるだけ読みやすい画数の少ない漢字かひらがなを使った方が親切です。
この「親切」も見ようによっては黒めですから「やさしい」と記載した方が読みやすいし間違われることも少なくなります。
「森澤勇司」もどちらかと言うと黒め
森嶋さん、森藤さん、森崎さん、などなどよく間違われます。Facebookはひらがなにしてます。
選挙もひらがなで名前を書いてある人も多い。
使う漢字は日々減っていきます。
スマホの入力はひらがなから漢字に変換してますがパソコンはローマ字入力。
入力に関してはローマ字化が達成されてます。
手書きならどんな文字も書けますが、メールだと変換できる漢字しか選べない。画数の多いもの読みにくいものはひらがなにする。
そんなことを思っていたら入力とキーボードは完全に漢字廃止論が実現されてます。
アウトプットに関しても福沢諭吉や西周が提唱していた減字が実現している。
漢字廃止も減字ももともとは国民の学力向上のために文字を早く覚えて勉強に取り組めるようにするための案でした。
アルファベットが26文字なのに日本語は字が多すぎる。
明治維新からもうすぐ160年
「手段」は実現してますが「目的」は達成されたのか??
前島密、福沢諭吉、西周、他の方々に文字を減らした結果、満足な結果が得られたのか聞いてみたいものです。
※画像は1円切手の前島密さんを元にAIで生成しました。
https://www.japanpost.jp/corporate/milestone/founder/
最新記事 by 森澤勇司 (全て見る)
- 漢字廃止論の実現 - 2025年7月26日
- 人は納得したいもの - 2025年7月25日
- 「型」がはじめの学習法 - 2025年7月24日
- 先入観と事実 - 2025年7月23日
コメントを投稿するにはログインしてください。