「教養として学んでおきたい能・狂言」を読んで見る
目次
日本の文化を伝えたいものだが、、、
日本の文化を大切にしたい。子ども達にも伝えたい、、、。神事も大切にしていきたい。そんな自国の文化を大切にしたいという思いは強くあるものの、「能・狂言だけはよくわからない」そんな事思ったことはありませんか?
横浜能楽堂の講座に参加した
そんな日本の文化を伝えたいが能狂言はわからないという方に向けて15年にわたり横浜能楽堂で解説を担当されていたのが「教養としての能・狂言」の著者 葛西聖司さんです。この講座をきっかけに「能・狂言に目覚めた!!」という方も多いと聞いています。
見たい曲がどんどん増えている
そもそも「曲名」もあまりよく知らない。どんな曲が見たいかと聞かれても一言も答えられない。なんとなくゆっくり動いているのが能かと思っている。そんな方ももともとは日本の文化を大切にしていきたいと思っています。見方がわかれば面白い。人によってはそんなちょっと高尚な能楽の世界をお酒に例える方もいます。勉強した方が面白い。縁者の名前も覚えてきたので好みもハッキリしてきました。能は一回しか演じられないという一期一会の楽しみもご縁の大切さを思い出させてくれる貴重な時間です。
これで自信を持って日本の文化を語ることが出来る
だいぶ能楽堂にもなじめるようになってきましたが、人に話すのはちょっと自信が無いと思っていました。鞄に入れてピンポイントでわかりやすい本は無いかと思っていたらやっとこの本に出会えました。Kindleと新書、両方かってしまいました。なにしろ新書は手にするだけで「教養」という感じがしますよね。手にしたときから舞台の檜の香りにつつまれているような気分になります。
お寿司屋さんに行くような感じで能楽堂に行く、おひとりさまでも気兼ねないところがいいですね。それと能楽の本は能あけだったり、狂言だけだったりジャンルが分かれている事が多いです。辞典のような本は持ち歩きには不便です。この本は能だけでなく狂言の基礎も語られています。ちょっと能楽気になってきたという友人にもプレゼントしてみようと思います。能を観た後はやっはり日本酒で一献楽しみも捨てられません。
最新記事 by 森澤勇司 (全て見る)
- 日本の成り立ちアーカイブ - 2024年6月4日
- 日本書紀 完読会 38週 感想 - 2024年4月21日
- 20240414 日本書紀完読会37週目 - 2024年4月14日
- 日本書紀 完読会 35週目 - 2024年4月14日