日本書紀完読に向けて20週浦の島子は有名人か【日本書紀20】
20-0518
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韓国はいつも戦争をして滅ぼすと書いてあるが国が残っている不思議。
「百済の国は大和国の官家として由来久遠し」というところに朝鮮半島も日本からみたら一地方とも思えるくらい密接だ多様に思う。
浦島子も記載するほどの大事件だったのか興味深いところ。風土記に登場する乙姫と江野島の弁財天のイメージがかぶる。周りの人にも感想を聞いてみたい。
島子という呼び名に様々解釈されているが単純に神社の「氏子」とおなじ島の人くらいの意味だと思う。
朝鮮半島からの貢ぎ物は増えたり減ったりわざわざ記載しているほどの記録が残っていたのか数字のあるものは面白い。日本の税務資料は7年で廃棄してもいいというのに何百年ものこす大事な外交記録なのかもしれない。
「区夏」に「くにのうち」という読みが対応しているのも面白い。地方の商店街を「○○銀座」というような感じ。
「食」に「くらいもの」の対応も面白い。大嘗祭がこのときからつながっていると思うと伊勢に行くのにも悠久の時間や想いが感じられる。意味を持って勉強して行きたい思う。そういう意味でも「日本書紀」を通読できることは有り難い。
また今までも記録の多い天皇もいれば記録の少ない天皇もいる。
いままでは記録が多い方が功績があるように感じていた。しかし記録が少ないと緒言うことはそれだけ特記事項の天変地異が少ない訳で名前だけの天皇の時代の方が平和な感じがしてきている。
現代なら、平成よりも令和は激しく特記事項の多い時代だと思う。
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森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方
1967年東京都生まれ。
テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。
2000番以上の舞台に出演している。
43歳で脳梗塞で入院、
退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。
復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。
著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』
明治天皇生誕150年奉納能、
映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に
能楽師として出演。
2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される
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