兵法三十六計
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あなたもできる!朝活読書。
vol.187 2011年3月20日配信
『兵法三十六計』
http://ameblo.jp/yu-o-mo/
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▼《1》今日の一言
▼《2》今日の一冊
▼《3》編集後記
▼〈1〉今日の一言 #187
「あなたにとって薪とは?」
▼〈2〉今日の一冊
『兵法三十六計』
武岡 淳彦 解説 監修
尤先瑞 作画
鈴木 博 編訳
集英社
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監修 武岡淳彦さんは1922年生まれ
陸軍士官学校卒
武岡戦略研究所主宰し
国際孫子クラブの運営をしています。
作画 尤先瑞さんは1944年生まれ
上海アニメーション映画撮影所で
活躍中です。
編訳 鈴木博さんは1940年生まれ
中国問題、食文化を中心とした
文筆活動をしています。
(すべて発刊当時)
この本は「月間 少林寺拳法」に
1994年4月から1997年3月まで掲載された
36編をまとめた一冊です。
「三十六計逃げるにしかず」という言葉を
聞いたことが有る方は多いのでは
ないでしょうか。
実際の三十六計は1940年に中国で写本が
発見されるまでは幻の書とされていました。
第一計 「瞞天過海」まんてんかかい
天を瞞いて海を過る
隋の賀若弼の長江渡河作戦
防備を固めているところでは、
頭脳が麻痺する。
普段から見慣れている物には
疑問を感じないことが多い。
計略の説明の後に
史実をマンガでまとめ
前提となる心理
ビジネス解説
という二つの読み物で36編が
構成されています。
三十六計は「走為上」そういじょう
「走る(にげる)をもって上策と為す」
です。
各章についている
人間心理は仕事の面で
非常に参考になると思います。
ぜひ読んでください。
▼〈2〉編集後記
今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
なにか気になることが書いて
あったような気がして
取り出して見ました。
第十九計「釜底抽薪」(ふていちゅうしん)
「釜の底から薪を抽く」でした。
曹操が袁紹を破って華北を収めたという
故事に基づいた言葉だと説明が有りました。
三国志では
釜から薪を抜くことを
袁紹の食糧を失わせる
事に例えています。
皆さんにとって薪とはどんな事でしょうか。
古典の壁をなくしたい方におすすめです。
http://ameblo.jp/kotsudzumi/entry-10836773647.html
「拡散希望」について
http://ameblo.jp/yu-o-mo/entry-10836012590.html
▼おまけ
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最後まで読んでいただき有難うございました。
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