ギリシャ・ローマ神話
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あなたもできる!朝活読書。
vol.183 2011年3月16日配信
『ギリシャ・ローマ神話』
http://ameblo.jp/yu-o-mo/
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▼《1》今日の一言
▼《2》今日の一冊
▼《3》編集後記
▼〈1〉今日の一言 #183
「あなたにとって希望とは?」
▼〈2〉今日の一冊
『ギリシャ・ローマ神話』
ブルフィンチ 著
野上弥生子 訳
岩波文庫
———————————-
著者 ブルフィンチさん(1796~1867)は
アメリカの作家です。父親はアメリカの
キャピタル・ヒルの設計にもかかわった
建築家として紹介されています。
この本は夏目漱石さんの本棚にあったものを
野上弥生子さんが8か月かけて翻訳した一冊です。
ギリシャ神話の登場人物が非常に簡潔に
まとめられています。
ギリシャ神話を読む前に登場人物の
予備知識を得るために最適です。
付録にインド神話、北欧神話が
紹介されています。
パンドラの箱に最後に残ったもの
それは希望です。
「希望を失わない間は、いかなる不幸も
私たちを零落させ尽くすことができない」
そう語られています。
ぜひ読んでください。
▼〈2〉編集後記
今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
本年1月3日号「日本の神々の事典」を
発行した事典ではデビッド、ダニエルなど
神様由来の名前を使っている方々が多いので
神話が生活に密着していると思っていましたが、
この本を読んで考えが変わりました。
この本の第一章はこう始まっています。
「オリュンポスの神々は、
今では一人の信者も持っていません。」
現地で本当にそうなのかは知りませんが、
日本の神話の登場人物は神社に祀られていて
お参りする人がいます。
人によってはどんな神様が祀られているか
知らずにお賽銭を挙げて拍手を打ちます。
密着の度合いではなく関わり方が
違うようですね。
自分がどんな神や人を支持し奉っているか
知ってから柏手を打つ方が良いと思います。
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