小鼓のメリット
本日は小鼓の稽古日でした。
リズムとコミ
小鼓で、、というより能楽で1番大切な「コミ」というものがあります。
音を鳴らすキッカケ、始まりを決める大事なポイントです。
単純にリズムをとることはなく
必ず「コミ」を決めて「音を鳴らす」「掛声をかける」何をするか決めてから、決めたことをします。
小鼓は「決める」「実行」の連続
小さい範囲ではひとつの音の
「始まり(コミ)」「終わり(コミで決めたこと)」
フレーズなら「始まり」→「終わり」
舞の「始まり」→「終わり」
一曲の「始まり」→「終わり」
「決めて」「実行」
ここがビートで進んでいく打楽器と極端に違うところです。
それなので実際に楽器を持って練習することもさることながら
日常的に「決めて」「実行」を意識して生活する事が小鼓の稽古の一環になります。
かと言って特別な時間をかけてはいられません。
スマホを手に取るとき「スマホを手に取る」と決めて「実行」
今この瞬間はブログで1記事つくると決めて進めています。
その時も画面を開いて何しようかな〜はせず
「内容を決めて」→「実行」
これは打ち込み作業ですから忘れないうちにバーと打ちます。
そしてまいすルール、推敲はしない。
ここまでしてしまうとちょっと自分にはオーバーワーク。
エレベーターのボタンを押す時も何となくではなく「一階のボタンを押す」と決めて「実行」
そんな事で「決めて」「実行」の習慣があると小鼓はかなり打てるようになります。
そんな事が本日の稽古の中心になりました。
「決めて」「実行」を体得したい方
小鼓を少ししてみると新しい感覚が刺激されます。
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森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方
1967年東京都生まれ。
テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。
2000番以上の舞台に出演している。
43歳で脳梗塞で入院、
退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。
復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。
著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』
明治天皇生誕150年奉納能、
映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に
能楽師として出演。
2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される
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