千鳥ヶ淵戦没者墓苑秋季慰霊祭
本日は千鳥ヶ淵戦没者墓苑の秋季慰霊祭に参列してきました。
こちらは37万柱以上の戦没者の遺骨が納められた墓地です。
祖父はシベリア抑留で命日は昭和20年8月15日になってました。
ペレストロイカ後に情報公開されて本当の命日がわかりました。そして日本人墓地から遺骨は回収されてこの墓苑に納められています。
シベリア抑留者の名前は厚生労働省のホームページでも確認できます。
8月15日も何かと靖国神社が話題になります。8月15日に靖国神社に行かないと日本人じゃない的な発言をする人もいます。そういう人でも戦没者墓苑に参拝したり慰霊祭に参列する人はかなり少ない。
日本武道館の慰霊祭の前にこちらを参拝する大臣も多い。歴代の内閣総理大臣も数多く8月15日に戦没者墓苑を参拝しています。これはニュースなどで目にした事はありません。メディアは視聴率優先ですからよくも悪くも感情を煽れる方に偏ります。
↓8月15日でも参拝者はかなり少ないです。
遺族感情とバエスポット
私はなんの因果か祖父が靖国神社、戦没者墓苑両方に祀られているご縁がありますがずっと知っていたわけではありません。
靖国神社の御祭神調査で祀られている事を知り、厚生労働省に問合せて遺骨が日本に帰ってきている事を知り参拝しました。
靖国神社も元日午前1時、午後1時の能楽奉納に出勤していましたがその間は全く知りませんでした。
知るまでは知らないのが普通
ピンときた方は参拝されてください。
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森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方
1967年東京都生まれ。
テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。
2000番以上の舞台に出演している。
43歳で脳梗塞で入院、
退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。
復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。
著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』
明治天皇生誕150年奉納能、
映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に
能楽師として出演。
2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される
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