脳内汚染からの脱出
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朝活読書 vol.100 2010年12月23日配信
『脳内汚染からの脱出』
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◆《1》今日の一言
◆《2》今日の一冊
◆《3》編集後記
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◆〈1〉今日の一言 #100
「ヤメラレマスカ?」
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◆〈2〉今日の一冊
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『脳内汚染からの脱出』
岡田尊司 著
文藝春秋
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著者 岡田尊司さんは1960年生まれの
精神科医です。
前著「脳内汚染」の続編です。
ゲーム・ネットは覚せい剤並みの
依存性を持つと本書は語っています。
いじめやADHDなどの増加も関連が
あるそうです。
クリスマスプレゼントから始まり
時間の約束が壊れはじめ
心身に影響が出てくるような例も
あります。
子どもだけでなく親も一緒に
家庭ごとネット依存になって
いないでしょうか。
ゲームに飽きるか嵌るかは
小学校高学年から中学ぐらいが
分岐点だそうです。
自分の部屋ではしない、させない
という事ができない家庭は多いので
はないでしょうか。
前著の内容に加え具体的な
脱出方法が掲載されています。
うつ病になる前に目を通すのが
お勧めです。
ぜひ読んでください。
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◆〈2〉編集後記
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今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
登下校時に制服姿の学生と遭遇すると
携帯、ゲームを取り出して一心不乱に
始めます。
ただボーッと画面を見ているような
ことが有ったら要注意です。
年配の方でも朝からドラマや映画で
テレビ漬けの方は多いようです。
携帯電話の操作に時間がかかれば
画面を見ている時間は長くなります。
ニュースは別、仕事のメールは別
という方は多いですが画面を見ている
時間が長ければ、年は関係なくゲーム脳
になっていくことでしょう。
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余談ですが私は最高で8時間ゲームを
したことが有ります。
あるゲームの最終ステージを
クリアするとロケットが飛ぶという
のを聞いてしてみました。
そのソフトは全部で
レベルが9段階あり
段階ごとに5種類のゲームで
45ゲームクリアすると
パーフェクトでした。
2時間ぐらいで最後のステージの
2つ手前までクリアするのですが
最後まではなかなか到達しないまま
6時間過ぎました。
その時に
「今やめたら明日もしなくてはいけない」
という変な義務感が出てきて
気を取り直し8時間かけて
全ステージクリアしました。
そのとき思ったのは
「もうしなくていいな」
でした。
以後、全く興味ありません。
不思議ですね。
結果主義でプロセスを楽しまないという
性格かもしれません。
ゲームも目的次第です。
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