340→343 3巻 016→021 022→027 028→033 034→039 040→045 古代天皇を現在の天皇と同じように語ってしまう人は多い。まったく性格の違う行為争いに明け暮れる一面もある。この当時はいかに強いかと言う意味で争いが描かれているのだろう。 そして雄略天皇の御代になる。いきなり眉輪王が安康天...
能楽博物館WEB能の原典( 5 )
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6①鵜葺草葺不合命の誕生 ②鵜葺草葺不合命の系譜 中つ巻 ◆神武天皇 ③東征 ④ 五瀬命 ⑤熊野より大和へ ⑥久米歌 彦ホホデミ尊は幼少から親しんだ話であるが人格者というよりは古代の田舎の兄弟という印象が強い。狩猟をしているということの印象かもしれない。その後の鵜葺草葺不合命も叔母と結婚。後の天皇の立后にも影響した神話...
20231126 310-339 允恭天皇の紀は人間ドラマという感じがする。各天皇で特徴が違うのは当然だが、神功皇后からの物語からすると非常に人間臭い記述になっているように感じてしまう。皇后が馬に乗った人の無礼を咎めるのも何か韓国ドラマのようで皇后のおおらかさを感じない。よっぽど屈辱を感じたのだろうか。 新羅から医者を...
5①天菩比神と天若日子 ②建御雷神と国譲り ③天降り ④猿女君 ⑤木花之佐久夜毗売 ⑥日子穂々出見命 現世で起こっているテンプレートが神話だと思えるところからはじまる。よく合言葉のように「神様だって完璧ではない」という表現がある。捉え方だが現世のパターンなだけだと考えられる。それなので現世で起こることが完璧に神代に沿っ...
268−303 今週は特に残せる物はほとんどないのだと感じる週だった。天皇であっても何十年の出来事が文庫本で数ページになってしまう。これだけの少ない情報で一生を評価されてします。周辺にいた人に至っては当然ながら全員の名前は出てこない。 米を作っている人もなければブランドもない。子孫を残した人が今の自分につながっている。...
232−267 死んで三日後に生き返る話は『聖書』、能の「歌占」を連想させる物語。三日というものに国を超えた意味を感じる。ここでも遷都が繰り返されていることをみると大事業であっても今想像するよりもはるかに狭いものだろうと思う。造も質素にしているということだが、毎回御殿が新築されるのは負担が大きいものだと思う。また時系列...
4①ささ貝比売と蛤貝比売 ②根の堅州国 ③八千矛神の歌物語 ④系譜 ⑤少名毗古那神との国作り ⑥大年神の系譜 『日本書紀』との違いが大きい『古事記』らしいところ。幼少の時に絵本で読んでいるので馴染みのあるお話。物語は記憶していたが、改めて読んでみると『古事記』では神産巣日之命の存在がおおきい。少名毗古那神も神産巣日御祖...
3①誓約 ②天の石屋 ③蚕と穀物の種 ④八俣の大蛇 ⑤系譜 ⑥兎とワニ 幼少から馴染みのある部分、先日、八岐大蛇を題材にした演劇をみた。大気都比売神の場面に高木の神が出てきていた。実際は神産巣日御祖命、口語訳には天照大神だけしか登場しないものもある。 『古事記』は全体に神産巣日御祖命の世界が展開される。 スサノウの子に...