能楽博物館WEB日々是好日( 6 )

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日本書紀 完読会 20週目 感想
82−117 神功皇后から百済、新羅の朝鮮半島の記述が続く。激しい気性の天皇のような記載が続いた。それでも崩御の際の心配事によると国のことを第一に考えていた一途さが感じられる。 何事においても後継者は公益性を考えられる人でなくてはならない。私利私欲が含まれた人物が上に立つと社会が乱れるのは古今東西どこでも変わらないだろ...
日本書紀 完読会 感想 19週目
20231210 19週目 三巻 46−81 雄略天皇の御代はとかく美人と権力の誇示が多い。新羅が朝貢しないことも度々だが、担当者が変わるごとに引き継ぎがないのだろう。百済は新羅を攻めるためなら協力する構図が描かれる。 この後祇が老女になって現れるのが不思議。審神者のような職業ではないから言わなかったのか、一種の霊媒的...
古事記完読会 感想 8週目
8①孝安天皇 ②孝靈天皇 ③孝元天皇 ④開化天皇 ◆崇神天皇 ⑤后妃と皇子女 ⑥美和の大物主神 欠史八代といわれる天皇の御代を読んで思うことがある。この天皇という名称はそもそも人ではなくこの部分は神話の一部だと思う。西洋的な感覚で肉体が存在しない神と人を分別して考えてしまう。そもそもこれは西洋の発想である。この神話の捉...
古事記 完読会 7週目
7①伊湏気余理比売の立后 ②当芸志美々命の変 ③綏靖天皇 ④安寧天皇 ⑤懿徳天皇 ⑥孝昭天皇 古事記は全体に格式とか品格を感じることは少ない。ここもどちらかといえば下世話で下品な表現が続く。人をものとして見る権力者の価値観が綴られる。日本最古の資料という点は高く評価されるものだが表現は下品なものだ。 略奪ではないという...
日本書紀 完読会 18週目感想
340→343 3巻 016→021 022→027 028→033 034→039 040→045 古代天皇を現在の天皇と同じように語ってしまう人は多い。まったく性格の違う行為争いに明け暮れる一面もある。この当時はいかに強いかと言う意味で争いが描かれているのだろう。 そして雄略天皇の御代になる。いきなり眉輪王が安康天...
古事記完読会 6週目感想
6①鵜葺草葺不合命の誕生 ②鵜葺草葺不合命の系譜 中つ巻 ◆神武天皇 ③東征 ④ 五瀬命 ⑤熊野より大和へ ⑥久米歌 彦ホホデミ尊は幼少から親しんだ話であるが人格者というよりは古代の田舎の兄弟という印象が強い。狩猟をしているということの印象かもしれない。その後の鵜葺草葺不合命も叔母と結婚。後の天皇の立后にも影響した神話...
日本書紀 完読会 17週目 感想
20231126 310-339 允恭天皇の紀は人間ドラマという感じがする。各天皇で特徴が違うのは当然だが、神功皇后からの物語からすると非常に人間臭い記述になっているように感じてしまう。皇后が馬に乗った人の無礼を咎めるのも何か韓国ドラマのようで皇后のおおらかさを感じない。よっぽど屈辱を感じたのだろうか。 新羅から医者を...
古事記 完読会 5週目 感想
5①天菩比神と天若日子 ②建御雷神と国譲り ③天降り ④猿女君 ⑤木花之佐久夜毗売 ⑥日子穂々出見命 現世で起こっているテンプレートが神話だと思えるところからはじまる。よく合言葉のように「神様だって完璧ではない」という表現がある。捉え方だが現世のパターンなだけだと考えられる。それなので現世で起こることが完璧に神代に沿っ...

曲目目次

あ行 か行 さ行 た行 な/は行 ま/や/ら行
(あ)
藍染川

葵上
阿漕
芦刈
安宅
安達原
敦盛
海士
海人
嵐山
蟻通
淡路

(い)
碇潜

生田敦盛
一角仙人
井筒
岩舟

(う)
鵜飼

浮舟
雨月
右近
歌占
善知鳥
采女

梅枝
雲林院
(え)
江口

江野島

烏帽子折
絵馬
(お)
老松

大江山
鸚鵡小町
大社

小塩
姨捨
大原御幸
小原御幸
女郎花
大蛇
(か)
杜若

景清
花月
柏崎
春日龍神
合浦
葛城
鉄輪
兼平
賀茂
通小町
邯鄲
咸陽宮
(き)
菊慈童

木曾

清経
金札
(く)
草薙
国栖

楠露
九世戸
熊坂
鞍馬天狗
車僧
呉服
黒塚

(け)
現在七面

源氏供養
玄象
絃上
月宮殿

(こ)
恋重荷

項羽
皇帝
高野物狂
小鍛治
小督
小袖曽我
胡蝶

(さ)
西行桜
逆矛

桜川
実盛
三笑

(し)
志賀
七騎落
自然居士
石橋
舎利
俊寛
春栄
俊成忠度
鍾馗
昭君
猩々
正尊
白鬚
代主

(す)
須磨源氏
隅田川
住吉詣

(せ)
西王母
誓願寺
善界
是界
是我意
関寺小町
殺生石
接待
蝉丸
禅師曽我
千手

(そ)
草子洗小町
草紙洗
卒都婆小町
(た)
大会
大典
大般若
大仏供養
大瓶猩々
第六天
當麻
高砂
竹雪
忠信
忠度
龍田
谷行
玉鬘
玉葛
玉井
田村

(ち)
竹生島
張良

(つ)
土蜘蛛
土車
経正
経政
鶴亀
(て)
定家
天鼓

(と)
東岸居士
道成寺
唐船
東方朔
東北
道明寺

木賊
知章

朝長
鳥追船
鳥追
(な)
仲光
難波
奈良詣
(に)
錦木
錦戸
(ぬ)

(ね)
寝覚
(の)
野宮
野守

(は)
白楽天
羽衣
半蔀
橋弁慶
芭蕉
鉢木
花筐
班女

(ひ)
飛雲
檜垣
雲雀山
氷室
百万

(ふ)
富士太鼓
二人静

藤戸
船橋
船弁慶
(ほ)
放下僧
放生川
仏原
(ま)
巻絹
枕慈童
枕慈童(カ
松風
松虫
松山鏡
満仲
(み)
三井寺

通盛
水無月祓
身延
三輪
(む)
六浦
室君
(め)
和布刈
(も)
望月
求塚
紅葉狩
盛久
(や)
屋島
八島
山姥
(ゆ)
夕顔
遊行柳
弓八幡
熊野
湯谷
(よ)
夜討曽我
楊貴妃
養老
吉野静
吉野天人
頼政
弱法師

(ら)

羅生門
(り)
龍虎
輪蔵
(ろ)
籠太鼓