シュタイナー教育を考える

シュタイナー教育を考える (朝日カルチャーセンター講座)/子安 美知子
¥1,325
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あなたもできる!朝活読書。

vol.231  2011年5月3日配信

『シュタイナー教育を考える』


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▼《1》今日の一言

▼《2》今日の一冊

▼《3》編集後記

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▼〈1〉今日の一言 #231
 
 「あなたにとってテストとは?」

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▼〈2〉今日の一冊

『シュタイナー教育を考える』

子安 美知子 著

朝日文庫

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楽天
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著者 子安美知子さんは1933年生まれ。
東京大学卒業後、ミュンヘンに留学。
早稲田大学教授です。(発刊当時)

ドイツに有る12年一貫教育の
シュタイナー学校について
詳しく語られています。

1986年初版なので現在は
状況が違うのかもしれませんが、
8年間同じ担任、テストなし、教科書なしの
珍しい学校の教育法を知って
みるのも良いのではないでしょうか。

●この本を一言でいうと

「実証」です。

●おすすめのポイント

1986年に発行されたという事が
おすすめのポイントです。

この当時の教育を受けた方々は
もう立派な社会人です。

こういう教育を受けると
こういう人になるという事がわかる訳です。

いいなと思えば取り入れ
そうで無ければ逆の事をすればよいので
日本の学校に疑問を持っている方は
原因と結果をすぐに感じる事が
出来ると思います。

0歳からの教育法についても触れてあるので
選択肢の一つとして出産を迎える方には
特におすすめです。

ぜひ読んでください。

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▼〈2〉編集後記

今日もありがとうございます。
森澤勇司です。

日本の学校制度にない教育法を
見ると当然のことながら
肯定派、否定派に分かれます。

最終的には学校の影響は、
家庭の影響を越えられないと思っています。
実際どうなんでしょうか。

もし学校が家庭の影響以上に人間に作用するならば
日本人の思想は文部科学省によって
作られている事になってしまいます。

先日、行政主催の能楽教室の最終稽古が有りました。
震災後に中止になっていたもので1カ月半ぶりでした。

「座っている人に座ってあいさつ」

稽古期間中は家庭で習慣化していただくように
お願いしていました。教室終了後も
続けている家庭が一家庭ありました。

そのお子さんは「座っている人に座ってあいさつ」は
習慣になっています。

それ以外の家庭では挨拶は特別な儀式のようで
日常的にはしないみたいですね。

挨拶もテストと同じで本番がなければ
しなくなってしまいます。

「座っている人に座ってあいさつ」は
社会人になってから研修で覚える
特殊な物なのかもしれませんね。

どんなに本人の意識改革が有ったとしても
家庭でしない習慣が身に
つくことはないと思います。

あなただったらどう考えますか?

感想いただけると嬉しいです
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森澤勇司(もりさわゆうじ) 能楽師小鼓方 1967年東京都生まれ。 テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。 2000番以上の舞台に出演している。 43歳で脳梗塞で入院、 退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。 復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。 著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』 明治天皇生誕150年奉納能、 映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に 能楽師として出演。 2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される

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