御巣鷹山のお話
『航空機事故と災害派遣~123便墜落事故から40年現場からの証言』
1985年8月12日の日本航空123便
御巣鷹山墜落事故から40年。
現場を実際に見た方のお話は貴重です。
「間違った情報には毅然と早く対応することが必要」という言葉が響きました。
内容については詳しくはレポートしませんが、ある編集者が本は三次情報と言っていたとおりだと思う内容でした。なにか調べるときに図書館で調べることもあります。
先日も書店の歴史のコーナーに行ってみると「仮説」が主流だと感じられました。ノンフィクションというのも創作物であって事件や事故の資料ではない。
捏造された都市伝説が「真実」として広まっている。本当の現場の状況は関わった方でないとわからないことが多いですね。
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時の記憶が薄れていくなか、事故の発生やその後の対応について自衛隊に問題があったかのような誤った情報(所謂「陰謀説」など)が拡散されております。
事故当時に災害派遣に従事した自衛官と関係者は、このままでは日本の未来を担う子供たちが自衛隊への信頼感を持てなくなるのではないかと危惧しています。
そこでこの度、真実を後世に伝えるためのシンポジウムを開催することとなりました。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
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森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方
1967年東京都生まれ。
テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。
2000番以上の舞台に出演している。
43歳で脳梗塞で入院、
退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。
復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。
著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』
明治天皇生誕150年奉納能、
映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に
能楽師として出演。
2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される
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