ラテンの秘伝書
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朝活読書 vol.93 2010年12月16日配信
『ラテンの秘伝書』
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◆《1》今日の一言
◆《2》今日の一冊
◆《3》編集後記
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◆〈1〉今日の一言 #93
「毛手羽や鼻炎?」
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◆〈2〉今日の一冊
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『ラテンの秘伝書』
格差社会を生き抜く最後の切り札
風樹茂 著
サガー・ジロー イラスト
東洋経済新報
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著者 風樹茂さんは東京外語大学
スペイン語科を卒業後、投資、援助の
コンサルタントとして30各国以上を調査。
リストラ後は作家に転進しています。
アメリカでMBAを取得した入社5年目の
山下隆英29歳が主人公です。
突然、インフレ率2万パーセントの
ラテンの国に転勤を命じられます。
荷物の届かないラテンの国
時間を守らないラテンの国
毎日がイライラの連続です。
徐々に楽しみを見つけてゆく
山下君ですが、部下ホセの勤務態度に
業を煮やしクビにしてしまいます。
社員から総スカンを受け、
困り果てた山下君に前任者の
大山所長が伝授したのは
オフィスの金庫に保管されている
「ラテンの秘伝書」でした。
ラテンの秘伝書13
途上国を知って初めて世界の全体像を知る
ラテンの秘伝書18
人間はあらゆる逆境を利用できる
ラテンの秘伝書24
深刻ぶっても何の得もない
明るく楽しく毎日を過ごしたい方
この「秘伝書は」日本でも
役に立ちます。
12月2日号
「ムーミン一家とメイドのミーサン」
http://ameblo.jp/yu-o-mo/entry-10724344878.html
こちらと一緒に
ぜひ読んでください。
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◆〈2〉編集後記
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今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
「なんとかなりますよ、神様が望めば」
この本で一番印象に残りました。
よく日本人は「ガンバッテ」という
言葉を使います。
「我を張る」とか「気を張る」
「目を張る」
というような意味に当て字をしたものだと
複数の辞書に書いてありました。
いくつかの外国語の入門書を見てみると
かならず挨拶が書いてあります。
お早う=はやいですね。
こんにちは=今日は~
さようなら=さようならば~
肝腎な事を言わない省略された言葉を
挨拶によく使いますね。
ごきげんよう
気を付けて
See you
安寧
Que te vaya bien
你好
その他、意味のこもった挨拶をする方が
スキンシップが多く人との繋がりが
濃いような気がします。
言葉の効果って面白いですね。
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ラテンの秘伝書―格差社会を生き抜く最後の切り札/風樹 茂
¥1,470
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