【天文宇宙検定 公式テキスト】
vol.289 2011年6月30日配信
『天文宇宙検定』
天文宇宙検定委員会 編
恒星社厚生閣
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「~太陽と月、仲良くして~」
本文より
▼「後悔したことありますか?」
天文宇宙検定というのが始まるらしく
その公式テキストを読んでみました。
理科の参考書とも見比べてみました。
天体ということに特化していること、
各章のテーマにそって
3,4つの話にまとまっているので
参考書としても楽しく使えそうです。
ただし、参考書でないので
教科書の内容に沿っているわけではありません。
天体には興味がないと言っていても
地球に住んでいる以上、
太陽や月と関係なく生きることはできません。
自分の住んでいる国や土地の事も
もちろんですが、宇宙から見た
自分の環境を考えてみるのも
良いかと思っています。
こういう本を見ると小学校の時に
「もっと勉強しておけばよかった」
と思うことも多いのですが、
そういう考えはスッパリ切り替えて
今、興味のあることは楽しく
好きなだけ学んでみるもの
いいような気がします。
ぜひ読んでください。
_____
▼編集後記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
星というのは毎日空の上にあるのに
よく見ていないことの方が
多いかもしれませんね。
人によっては明るいことは
わかっていても太陽も
見ていないかもしれません。
月はもっと見ていないかも
しれないですよね。
そういっている私も
今の時点で、今日は太陽も月にも
ハッキリ目を向けてみていません。
最近、笹に短冊を付けた七夕飾りを
よく見かけるのでふと気が付いたことが
ありました。
「ついたち」という言葉です。
「月立」とか「いたち」だとか
なぜ「ついたち」になったかは
諸説ありますが、
「三日月」は「三日」の月で
間違いないと思っています。
ということは旧暦の
「桃の節句」はいつも「三日月」が
出ているはずなんですよね。
正確に確認はしていませんが、
日本で使っていた旧暦では
月が替わったら暦の○月が変わるのに対して
新暦は「月」という言葉だけ残っていて
実際の月の形は関係ありません。
ただこの月は生物の活動に非常に密接です。
このリズムがわかっていれば
「何か気持ち暗いな」ということも
「そろそろ気持ちが落ち着いてくるころだな」
などと大雑把な傾向が予想できます。
もちろん人間の気持ちは
月にだけ左右されているわけでは
ありませんが、満月の日に
オオカミに変わりそうだから
外に出るのはやめようとか
事前にわかっていれば対処の
方法もあるわけです。
自分の住んでいる地球ごと
影響されている月で
自分の気分を予想してみるのは
面白いものです。
「後悔したことありますか?」
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