日本書紀完読に向けて30週上宮太子役目が終わる
30-0727
106→111
112→117
118→123
124→129
130→135
136→141
仏舎利の真贋はどこで見分けたのか興味が湧く。百済からやってきた白癬の集団が伎楽と関わりがあることも面白い。伝承の真偽はともかく、秦河勝からはじまるという能楽の歴史も時代としては齟齬がないように思う。
少し前までは朝鮮半島の事ばかりだった。推古天皇から国内の事が記載されるようになってきたが百済、新羅、任那との関係に紙面が割かれている。国内の地方統治の話はあまり登場しない。
「塩酢の味。口にあれども嘗めず」は辛酸を嘗めるの語源のように思えた。
新羅、任那の討つという表現は必ずしも制圧してしまうことではなく威嚇ぐらいのことかと思えるようになってきた。あまりにも長すぎる小競り合いがある。
また聖徳太子という名称に議論があるが上宮太子が妥当ではないかと思う。
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森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方
1967年東京都生まれ。
テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。
2000番以上の舞台に出演している。
43歳で脳梗塞で入院、
退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。
復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。
著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』
明治天皇生誕150年奉納能、
映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に
能楽師として出演。
2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される
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