美しい思い出【千手】
森澤さま
おはようございます!
能楽師 森澤 勇司です。
心にしみる能の言葉を
厳選してお届けします。
「琴を枕の短夜のうたた寝」千手より
平家の武将、重衡は
処刑のために捉えられます。
身分の高い貴公子を
頼朝の従者 千手がもてなします。
吾妻鏡によれば
重衡28才、千手21才
別れの日は
もう二度と会うことのない最後の日になりました。
美しい思い出が欲しかったら
◆目の前の人に丁寧に接しましょう。
本日も素晴らしい1日をお過ごしください。
感想いただけると嬉しいです
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森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方
1967年東京都生まれ。
テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。
2000番以上の舞台に出演している。
43歳で脳梗塞で入院、
退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。
復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。
著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』
明治天皇生誕150年奉納能、
映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に
能楽師として出演。
2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される
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