1①序文⭕️⭕️ ②古事記の企画⭕️⭕️ ③古事記の成立⭕️⭕️ ④特別な天つ神と神代七代⭕️⭕...
能楽博物館WEB日々是好日( 8 )
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スサノウ神が投影されている印象の強い場面。神話部分は天皇の御代を肯定するために作られたように思えるようになってきた。もしくは神話のまま天皇の御代ができているのか。いずれにしても神話と天皇の御代はリンクしている。 日本武尊が八岐大蛇を退治する神話、ヤマトタケルが大蛇を含めかなりの広範囲、八方とも思える国を制圧していくとこ...
20231008 52−87 垂仁天皇の最後の場面。清彦の出石伝説、田道間守の非時香菓の伝説はちょうど「午前3時の手帳会」で今週お話をしたところと一緒になった。1週間に一度でも講座ができていることがありがたい。 田道間守は偶然なのか本年、新作能の再演があったようだ。二荒山神社にも祀られていた記憶が蘇ってきた。 改めて表...
『地上最強の商人』から始まり『古事記』『易経』など様々完読会をしてきたが『日本書紀』完読会だけはなぜか同じパータンにハマっている。 何があっても「やる」と決めたこと以外は全て途中で頓挫する。ごく簡単なことで日常に何かある方が普通だからだ。何かあることを織り込んで判断基準通りにしない限り始めたことがゴールに入ることはない...
【明日は仲秋 満月は新月】 小望月を撮影してみました。 満月🌕️は年に何度もありますがThe満月は旧暦8月15日の仲秋の名月です。 白楽天(白居易)の漢詩が能の中にしばしば引用されます。 三五夜中 新月の色二千里外 故人の心 3×5=十五夜に東の空に上る月=新月 古典では新月は満月のこと明...
20230917 神武天皇の紀が終わる。ここでなぜか饒速日命が登場する。神武天皇の記録からすれば秋津洲だけでも良いように思う。伊弉諾尊、大己貴大神、の視座も加えられているところに興味が湧く。 また研究では神武天皇の即位は280年頃と推定されてきている。それでも神武天皇即位紀元が変わることはないのだろう。建国という言葉は...
20230910 196−231 神日本磐余彦天皇に入る。 ここは本文よりも明治の先入観をなくし、勝者の立場で描かれているという前提で読んでいる。 同じように読んでいても明治時代にできた建国の先入観は根強い。十五歳で太子になっているので王朝は継続している。野球に例えるなら野球部は何十年も続いているが甲子園で優勝したとこ...
20230903 160−195 彦火火出見尊の物語になった。幼少の時の絵本の記憶が蘇る。能「玉井」に引用されている文言が多く感動する。 龍宮に行くと三年経つ。他の伝説も3年は一区切り。次は8年か。 海幸彦がもとの針を返せというのはもっともな気がする。その上、後で酷い目に遭うのも何か不条理さを感じる。当時の常識も現代の...