おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「関よりも花にとまるか須磨の浦」須磨源氏より 今のようにホテルやサウナなど宿泊施設が 充実していない時代。 木の陰で夜を過ごそうか、、、 野宿なわけですが、、 関所でとめられるよりは 花に泊まりましょう 不利な状況も ◆風流な...
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おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「さて誰と志して回向申し候べき」采女より 広告やメルマガ、ブログなどの 情報発信する人が増えてきました。 これを読む人はだれに向けたものなのか メッセージをしっかり伝えたいと思ったときには ◆対象者をしっかり決めましょう。 本...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「怨敵の難を遁れて。上下万民舞い遊ぶ」代主 平和とは 怨みをもった敵から離れて 立場をきにせず歌って舞って 穢を払うのが平和の象徴です。 あの人さえいなくなれば、、 そう思ったら ◆大声出してリフレッシュしましょう。 本日も素...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「畫圖に移せる面影の」昭君より 三国志の時代、漢の高祖には3000人の宮女がいたそうです。 城の障子には似顔絵が飾ってあり 容姿が劣るものは他国に渡されていたそうです。 並ぶものがいないと言われた美人の 王昭君も画家に賄賂を贈...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「一面八丈の浄玻璃の鏡となって」野守より いちめん はんじょうの じょうはりの かがみとなって 一面は鏡を数える単位 八丈はやく24メートル 浄玻璃の鏡とは 地獄にある 生前の行いをすべて 映し出すと言われている 鏡のことです...
森澤さま おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「高き屋に、上りてみれば煙立つ、民のかまどは、賑わいにけりと」難波より 仁徳天皇が高いところから見下ろし 国民の生活をよんだ歌が能「難波」に 挿入されています。 かまどから煙が出ないほど 住んでいる人の暮らしぶりが悪...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「急ぎ候間、程なく葛城山に着きて候」葛城より ゆっくりと思われる能ですが、、 話の展開はものすごいスピードです。 何処かに行こうと思い立つ 台本で5行くらい話すと もう現地についているという 猛スピード移動です。 聞かせたい話...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「神は上がらせ給ふと、言い捨つる」巻絹より 都から巻絹を届けに来た男は 音無の明神の梅にひかれ 歌をよんで納期に遅れてしまいます。 どこからともなく巫女が現れ 神がかったようすで 男が読んだ歌を語りだします。 ひとしきり歌い舞...