日本書紀完読に向けて29週4月1日交付の17条
29-0720
070→075
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088→093
094→099
100→105
世の中は知らないことの方が多い。何を得たか、何がわかったかに注力したい。目標設定にはフリーの部分を開けておく。
白犬がソフトバンクのCMを連想させる。この「葬しぬ」に「かくしぬ」と読みが当ててある。古事記冒頭の天御中主神が「隠れ」ということはやはり内包するという意味に通じているのだろうと思う。
飛鳥寺建立の場面では、外国の信仰をそこまで信じた背景に興味が出てきた。現在、公費でキリスト教の教会を建てるというのはイメージが湧かない。それでも外国のスポーツの為の施設はかなりの額をかけて建設されている。多くの人が望んでいることがこの当時は「救済」だったのだと思う。現在は娯楽に関する公費は莫大な金額になっている。
宗教という枠組みでは抵抗感があっても、スポーツなら無い、同じ事でも「言葉」でイメージが変わる。
遁甲が入ってくる。実際にどのように使っていたのか興味がある。道路も遁甲術がしやすいように作っているだろう。道なりに歩けばよいようになっていたことが予想される。
国家があめのしたと読まれている雨続きの今読むとあめの下という事が実感できる。また法華経一味の雨のことも含まれているのだろうと推測する。
憲法十七条が出てくる「和をもって」と語る人はおおいが『日本書紀』を読んだことがある人はどのくらいいるのだろうか。書いてある場所を知っているだけでも素晴らしいことだと思う。
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森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方
1967年東京都生まれ。
テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。
2000番以上の舞台に出演している。
43歳で脳梗塞で入院、
退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。
復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。
著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』
明治天皇生誕150年奉納能、
映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に
能楽師として出演。
2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される
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