日本書紀 完読会 24週目 感想
20240114
226ー261
宣化天皇の御代になる。「器宇清く通りて神襟朗にすぎたまへり、、」という表現が今までにない表現をしている。執筆者の違いだろうか。「食は天下の本なり、、」というのも現実的なことだ。『論語』のように信用を最期に残すという哲学的なことは追い詰められた時にはよいかもしれないが日常の生活はやはり食が満ち足りてこそ心の安定があるのだと思う。仁徳天皇の美談が話題にされることが多いが宣化天皇の徳も広く知られたほうがよいと思う。
そして欽明天皇の御代、夢からのメッセージが登場する。神武天皇からしばらくは神との対話、神功皇后前後から人を介してメッセージを受け取る。そして夢からのメッセージも多く登場する。また現実に起こる不思議な出来事もメッセージとしてうけとるようになってくる。これだけの長い時間をかけ神と人の境が大きくなっているように思う。
百済、蝦夷、隼人という人々も朝廷に基準するものが増えだんだんに立場を得るものも出てくる。そして相変わらず新羅とは揉め続けている。
帝王本紀に古い字があるという表記がある。
ここからはまた朝鮮半島のことが中心になる。日本国内はどんな状況なのだろうか。
天災は人々の過ちを知らせるために現れるという捉え方は聖書にも通じるように思う。
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森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方
1967年東京都生まれ。
テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。
2000番以上の舞台に出演している。
43歳で脳梗塞で入院、
退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。
復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。
著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』
明治天皇生誕150年奉納能、
映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に
能楽師として出演。
2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される
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