アヒル飼いになる
◆○◆━━━━━━━━━━━━━━◆○◆
朝活読書 vol.77 2010年11月30日配信
『アヒル飼いになる』
◆○◆━━━━━━━━━━━━━━◆○◆
◆《1》今日の一言
◆《2》今日の一冊
◆《3》編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆〈1〉今日の一言 #77
「鵠とは?」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆〈2〉今日の一冊
———————————————–
『アヒル飼いになる』
飼い方から実例、しつけ、卵レシピまで
アヒル好き編集部 編
平林美紀 撮影
誠文堂新光社
———————————————–
題名通りアヒルを飼いたい方のためのガイドブックです。
黄色いくちばしで真っ白なかわいいアヒルの飼い方が
丁寧に解説されています。
アヒルを飼っている方々はどんな家に住み
共に生活しているか実例も豊富で楽しめます。
またアヒルにまつわる世界のことわざも紹介されています。
「鵠を刻してアヒルに類す」
自分に置き換えてみても楽しめる記事が満載です。
ことわざの中で気になるところがありました。
「アヒルの卵ととろろ汁」
という諺があり「アヒルの卵と山芋」は「鰻と梅干」
「てんぷらと西瓜」のように食べ合わせでよくないそうです。
ヤマカケに卵がのっていることが多いですが、
鶉の卵は良いのでしょうか?
ちょっと不思議です。
細かいことはさておき、綺麗な写真も多い本なので
ぼんやり眺めて癒されたい方にもお勧めです。
特にこの本を選んだ理由の一つは
「しつけとコミュニケーション」の項目です。
「3歩あるいたら忘れる」と言われる鳥類ですが
ちゃんと学習しているそうです。
アヒルしつけ7つのルールは
そのまま人間にも当てはめて使うことができます。
きっかけ→行動→結果
思うようにいかない相手を馬鹿にするという
意味ではなく、高い視点に立って言語を越えた
コミニュケーションの方法を考えてみても
良いのではないでしょうか。
ぜひ読んでください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆〈2〉編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
おはようございます。森澤勇司です。
編集後記はできるだけ一つの話でまとめたいと
思っているので、今日は本の紹介に2つ学んだことを
語ってしまいました。
諺と7つのルールです。
そしてここでは、もう一つ気づいたことを
お話ししてみたいと思います。
アヒルを実際に飼う方はアパートやマンションでは
飼っていません。ウサギや熱帯魚を飼うよりも
住んでいるところの条件が変わってきます。
アヒルを飼いたいと思うことは決して
「アパートの一室でアヒルを飼いたい」という事ではなく、
「広い庭で池を作ってアヒルを飼おう」というような
付随するものがある方が自然な考え方だと思います。
そこで昨今「食事に味噌汁を飲まない」という
ニュースを見たことを思い出しました。
味噌汁を飲まないというのは単純に「御飯と干物」
「ご飯と納豆」だけを食べている訳ではないと思います。
パンとハムエッグに味噌汁とかハンバーガーに味噌汁
という食事はあまりしっくりきませんね。
カタカナ朝食が増えているので味噌汁の出番も減るのでは
ないかと思います。
もっと極端になれば朝食は食べていないので、味噌汁以前に
食事をしていないという状況もあると思います。
ハンバーガーやコーヒーショップに味噌汁があれば
一緒に飲みたくなるかという「味噌汁」単体の事ではなく
付随する生活状況を考え直した方がよいのだと思っています。
最新記事 by 森澤勇司 (全て見る)
- 日本の成り立ちアーカイブ - 2024年6月4日
- 日本書紀 完読会 38週 感想 - 2024年4月21日
- 20240414 日本書紀完読会37週目 - 2024年4月14日
- 日本書紀 完読会 35週目 - 2024年4月14日