犬を殺すのは誰か
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朝活読書 vol.80 2010年12月3日配信
『犬を殺すのは誰か』
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◆《1》今日の一言
◆《2》今日の一冊
◆《3》編集後記
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◆〈1〉今日の一言 #80
「食用?」
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◆〈2〉今日の一冊
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『犬を殺すのは誰か』
ペット流通の闇
太田匡彦 著
朝日新聞出版
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著者 太田匡彦さんは1976年生まれのアエラ
編集部員です。
「犬が”ぬいぐるみ”のように可愛いのは
生後45日まで」
それ以後は商品価値がなく処分するという
ペット業者もあるそうです。
飼い主が死亡したり病気になったりして
施設に送られてくる犬たちが全国で数多く
存在します。
ただ「鳴き声が煩いから」「病気になったから」
という勝手な理由で捨てられるペットの現状は
凄まじい状況です。
ペット業者の中には生きたままビニール袋に
入れて冷蔵庫に入れてしまいゴミの日に出す
という酷い記述もありました。
里親ホームの惨状、殺処分機の中の犬たち
ペットを飼う人もそうでない人も地方自治体で
行われる犬殺処分の実態を知る知るために読んで
頂きたい一冊です。
犬にやさしいドイツの里親施設や法律なども
紹介されています。
愛犬家と称する方々は必読です。
ぜひ読んでください。
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◆〈2〉編集後記
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今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
仕事の仲間にウサギを飼っているという
話をしたら
「ヨーロッパだったらサンマを
飼っているようなものですね」
と言われたことが有ります。
生簀の中の魚と同じ感覚のようです。
さすがに飼っているウサギを絞めて食べよう
とは思いませんが生簀の魚なら普通に食べて
しまいます。
食べたら残酷な物とそうで無い物は何が違う
のでしょうか。
単純な食文化の違いなのでしょうか。
こういう風習や文化も理解しないと外国人と
交流するには根本的な壁が出来てしまうかも
しれませんね。
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