錯覚する脳
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朝活読書 vol.18 2010年10月2日配信
『錯覚する脳』
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◆《1》今日の一言
◆《2》今日の一冊
◆《3》編集後記
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◆〈1〉今日の一言 #18
「痛いところありますか?」
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◆〈2〉今日の一冊
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『錯覚する脳』
「おいしい」も「痛い」も幻想だった
前野 隆司 著
筑摩書房
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著者 前野隆司さんは1962年生まれ。慶應義塾大学教授です。
この本を一言でいうと「アトム」です。
人間の感じる五感は脳が作り出したイリュージョン
だということが語られています。
人の声や楽器の音など、空気の振動が耳から脳に伝えられ
それを声なり楽器の音に合成して意識で理解するという
プロセスが丁寧に説明されています。
味や痛みは自分の肉体の上で感じる感覚ですが
この音にかんしては耳で聞いているにもかかわらず
音源がなっていると意識する方のほうが多いのでは
ないでしょうか。
特に痛みの解消法は即効性があると思います。
ぜひ読んでみてください。
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◆〈2〉編集後記
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おはようございます。森澤勇司です。
肩こり、腰痛で苦しんでいる方多いですよね。
完全に痛みがなくなったわけではないですが、
この本を読んで痛みを解消する気づきがありました。
痛みというのはいたいところを強く意識してしまうと思います。
肩こりなら肩、腰痛なら腰です。
痛くないところに意識を向けてみるとかなり
軽減することができると思います。
物を思い出すの事も忘れてしまった事を
思い出そうとぜずに、覚えているところから
たどっていったほうが良いそうです。
現在、できている事や有るものに意識を向けてみると
気づかなかった宝物が発見できるかもしれません。
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